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佐野家 ページ11

真「おしっついたぞ!」

やっぱりぃぃぃぃいい。絶対万次郎のお兄さんだこの人…だってここ佐野道場だもん。私ここでいつも稽古してるもん。

『わ、私やっぱり…だいjy』

という前に真一郎さんに引っ張られてもう家の中の玄関にいた。

?「真兄おかえりー!ってえ?!女の子?!真兄だめだよ!!いつの間にこんな年下の子に手を出すようになったの?!」

真「…っはぁ?!やめろ!エマ!オレはそんな趣味ねーぞ!」

エ「あれてか、このお姉さんどっかでみたような…」ジー

『…ドウスレバイイノコレ…』ボソッ

真「てかあれ?万次郎はー?おーいマンジロー!」

『ワーワーワー!!呼ばないで!!』

真「?なんで?まっいいや。早く手当しないとね。エマ!この子腕怪我してるから手当してやって!」

エ「はーい!お姉さんこっちきてー!」

『は、はーい』

されるがまま、私はエマちゃんの部屋で手当をしていただいていた。

しばらく沈黙が続き、沈黙を破ったのはエマちゃんだった。

エ「あ、あのー…勘違いだったらごめんなさい。1回お姉さんとエマって会ったことあるよね?」

『…へ?』
…私がエマちゃんと…?会ったことあるっけ、、と私はエマちゃんの顔を見続けた。

ハッと思い出した。もしかして…

『道場で組手してあげた子?』

エ「やっぱり!!!!あの時のお姉ちゃんだ!!!!!!!」ずっと会いたかったんだよぉと私に抱きついてきた。

『私もだよぉ!久しぶりだね!いつぶりだろ…』

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作者名:みこ | 作成日時:2021年9月11日 14時

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