北山さんとの恋。

幼なじみくん 4 ページ43

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( 注 )このお話は、"幼なじみくん"の主人公ちゃんとみっくんのその後のお話になりますが、
お話を読んでいなくても、お楽しみいただけます！




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最近ようやく幼なじみのみっくんと付き合いだした。







毎日登下校は一緒で、私が

『手繋ご？』

と言っても周りを気にせずにちゃんと繋いでくれて





愛されてるんだなあって実感できて

すっごく幸せ。





でも、１つだけわからないことがある。




それは…






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『なんでみっくんは私に手出さないのかなあ…』




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あんなに、女遊びをしていたみっくんだから


付き合ったらすぐ手を出されるんだろうなあって


免疫のない私でもちゃんと覚悟してたのに




なんと、キスの１つもしてくれない。





『私、女として見られてないのかなあ…』




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「あっ、Aちゃん？久しぶり！」





『藤ヶ谷先輩…、、！！』





そんなところに、ちょうどよく藤ヶ谷先輩。






「あの後北山と付き合えたんだって？」








『はいっ、おかげさまで…///


ありがとうございました！』






嬉しくて思わずニヤニヤしてしまうと





「幸せそうでよかったねー笑」




なんて言われてしまう。








そういえば、藤ヶ谷先輩なら
いいアドバイスくれそうだから

みっくんのこと相談してみよっかな…





『あのっ、
ちょっと聞きたいことがあるんですけど…』




「んー？いいよ、どうした？」






優しく聞いてくれる先輩。





『私、みっくんから全く手出してもらえなくて…

女としてみられてないんじゃないかなあって

不安なんです…』





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すると黙り込んだかと思いきや




「ははっ、なにそれ笑」




急に笑い出した先輩。





『何が面白いんですか〜。』





こっちは真剣なのに……







『もしかして、先輩にはなんでか分かります？』





笑顔になる先輩。




「んー、たぶんなんとなくわかるよ笑


でもやっぱり北山に直接聞くのがいいんじゃない？」






『でもなんて聞けばいいかわかんないし…』






「んーじゃあさ。」





ニヤッとする先輩。








「今から俺が言うこと


北山の前でやってみれる？」






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