白い人と黒い人？ ページ27
『ど、どうぞ…。』
もう既にその人は椅子に腰をかけていたが、了承を得ようと私なんかにしていたので私は返事をした。
その人…白さんはクスリ、と私に微笑むと正面のご馳走に面と向かった。
白「おや…今日はあなたの好きなスープがありますよ、
独り言…なのかな？
にしては、誰かの名前らしきものも出ているけれど。
不思議に思っていると「変わりますね。」なんて白さんが言う。
直後、謎の黒いどろりとした液体が白さんのいる地面から現れ、白さんを覆い尽くす。
呆気に取られ目を丸くしていると、白さんを覆い尽くした液体は地面へと再び消えていった。
液体からは再び白さんが姿を現した。
ほっとして白さんに話しかけようとして、異変に気づく。
シミの場所が……さっきと違う？
動揺をしている私をよそに白さん？は目の前のスープを見た。
？「べつにいちいち俺と交代しなくてもいいんだが…。味覚はお前と俺は共通してるんだぞ？
酷く困惑した表情をしていると白さんが呼んでいた名前…恐らく、ふぁんうじんさん？というのであろう人がこちらを向く。
黒「む、見たことの無いサバイバーだな。誰だ、お前。」
冷酷な紫色の瞳が私を見下ろす。
その瞳が───パパやママたちを連想させて。
涙が出そうになるのを耐えながら答える。
『わ、たし…私、は…A・ロゼータと申します……！よ、ろ…よろしくお願いします…ファンジン…さん…。』
…やらかした。
相手の方の名前を噛んでしまうなんて…！
せ、切腹しよう…。
人から許される方法は…自身を傷つけること以外ない。
黒「范無咎、だ。……おい、何を泣いている。」
『う…すみませ…切腹してきます……。』
黒「！？」
話の一部を聞いていたらしいトレイシーさんが横でブフッ、と盛大な音を立てながらスープを吹き出していた。
横からウィリアムさんの「きったねェ！」って声が聞こえた気がした。
黒「ま、待て。何故自害しようとする。」
ましてや、何故お前のような
そう聞いてくる范無咎さんはどこか焦っているようにも見えた。
あれから数分後、なんとか和解ができた。
范無咎さん、と再び呼ぶと黒でいい、と言われたので黒さんと呼ぶことにした。
仲直り出来たのが嬉しくてニコニコしながら黒さんを見つめていた。
黒「…お前も飯を食ったらどうなんだ。」
黒さんがスープを飲みながらそう言う。
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M(プロフ) - ぐうたら猫さん» 報告ありがとうございます！最近更新してないのに読書して下さりありがとうございます！！！修正しておきますね (2019年7月6日 0時) (
レス) id: 07364ca25c (このIDを非表示/違反報告)
ぐうたら猫(プロフ) - ニャッスニャッス！誤字があったのでご報告に来ました。 祭司と占い師の中間、ハスターsideの台詞で信仰が進行になってました！ (2019年6月14日 1時) (携帯から) (レス) id: e6816c78e0 (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - コメント再度ありがとうございます！！！こちらこそ美味しいネタ提供ありがとうございました！！！！！ごちそうさまです！！！！！ (2018年12月25日 20時) (レス) id: 5e16966fb2 (このIDを非表示/違反報告)
ぐうたら猫(プロフ) - 美智子姐さんとヴィオレッタ嬢との絡み、めっさ可愛いです♪ バル爺ちゃんとの関係最高っした！ (2018年12月22日 10時) (携帯から) (レス) id: e6816c78e0 (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - ぐうたら猫さん» コメントありがとうございます！！！！じぃじと孫娘！？………良い関係だ……………。そのように書かせて頂きますね！ (2018年12月2日 16時) (レス) id: 5e16966fb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：M | 作成日時：2018年10月13日 1時
