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LRの時間 ページ40







「あらら、もう授業終わっちゃったかなぁ」

「遅いわよ何してたのよ」

「……仕事?」




信実を仄めかす云い方をして云うと驚いた顔をしたイリーナ先生。




「あーッったもう!!面倒臭いわ授業なんて!!」




勢いよく椅子に座ったイリーナ先生を見て笑う。




「えぇ〜?私は結構、イリーナ先生の授業好きですけど」

「アンタは生徒だからそんなこと言えるのよ!」




之は心外。私だって本来なら生徒の立場に立つことは無いのだけれど。




「依頼じゃなきゃ学生なんて御免だよ〜」

「そう言えばアンタ、探偵社の社員なんでしょ?生まれてからずーっとそうなの?」

「…違いますよ」




あらら、そうだ。御二方には云ってなかったか。




「探偵社で三つ目、かな。
最初は孤児院、二つ目は……内緒」

「は?」





マフィア、なんて云っても混乱を招くだけだしイリーナ先生は半信半疑って所だろうからね。




「話戻しますけど、面倒臭いなんて云いつつも生徒の受けは佳いんですから」




笑いながらそう云うと照れたようにまた大声を上げた。




「何の自慢もなりゃしない、殺し屋よ私は!!」




そう云うと殺せんせーをチラリと見た。




「その肝心のタコはと言えば!!私の胸を景色に見立てて優雅にお茶を飲んでいる!!」

「うわ最低」




抑揚のない声でそう云えば誰も反応を返してくれない。
…うぅん、やっぱり級生と同じ関わり方じゃあ難しいかな。




「やってらんないわ!!」

「…気が立ってますねぇ」

「全て誰かのせいだがな」

「ふふっ、面倒な予感が」




イリーナ先生を追いかけに職員室を出た。


するとそこにワイヤーが。静かに見ていると見た事のある人物がワイヤーを手に取りイリーナ先生の首目掛けて其れを引いた。




「…厭だねぇ」




その人物の首にナイフを押し当て、顬には銃を。何時でも殺せる状態にまで持っていくと後ろから声をかけられた。




「何してる、下ろせ。女に仕掛ける技じゃないだろう。それとAさんもだ、落ち着け」

「…はぁい」




素直にナイフと銃を直すと相手もワイヤーを切った。

…聞くからに東方の言語だった。この言葉が東方であろうと何方でも構わない。其れが間違っていても、私にとっての宣戦布告となるのだから。




Может убить в любое время(何時でも殺せますよ)

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ろい(プロフ) - 零さん» ひぇっ、恐れ多いです…。今週の更新はあまり出来ませんが来週は頑張ります!!これからもこの作品をよろしくお願いします! (2019年6月20日 23時) (レス) id: 221a5d6f5e (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - めちゃめちゃ面白いやんけ……暗教も文ストも好きだからめっちゃ好き……))更新無理しない程度に頑張って下さい!楽しみしにしてます!!! (2019年6月20日 22時) (レス) id: c17c74b3a4 (このIDを非表示/違反報告)
ろい(プロフ) - 柊まふさん» 最高と言っていただけるなんてすっごく嬉しいです!今、書き直しをしているのでまた1から読んでみてみるのも面白いかもしれません、是非どうぞ! (2019年5月23日 6時) (レス) id: 221a5d6f5e (このIDを非表示/違反報告)
柊まふ(プロフ) - 最高です!更新 楽しみです! (2019年5月22日 16時) (レス) id: 9a5360aa7e (このIDを非表示/違反報告)
ろい(プロフ) - 無気力さん» ありがとうございます!更新頑張ります! (2019年5月21日 21時) (レス) id: 221a5d6f5e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ろい | 作成日時:2019年4月14日 20時

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