ちゃんとした使い方と訓練 ページ25
『もし、そうなら…グレンがミカを欲しがってくれるのならそれでいい』
優「モルモットでもなんでもいい。俺たちは…俺は全面的に協力する!だから、俺たちにミカの取り戻し方を教えてくれ!」
与一「優くん……Aちゃん…」
君月「……」
シノア「…………」
グレン「当然のことを怒鳴るな、馬鹿が。前も言ったろ?俺も含めて、ここにいる仲間はもう家族だ。
なら、みんなでおまえらの家族を取り戻せばいい」
『……!!』
グレン「話は終わりか?じゃあ、オレは帰って寝るぞ」
そう言葉を残して、グレンは去っていった。
優「よし!そうとなったらさっそく【鬼呪装備】の訓練始めようぜ!!シノア、三葉……それから…A、教えてくれ!!」
『ついでなの?』
優「だって、おまえが【鬼呪装備】のちゃんとした使い方が分かってるか微妙だからさー」
『わぁ、優ちゃんひどいー』
三葉「ふむ、ならまず、あたしのことを先生と呼べ」
君月「いやだね」
三葉「なんだと!!」
与一「ちょっと〜」
『ま、当然の結果だよね』
三葉「何か言ったか?」
『……なんでもない』
シノア「じゃあ〜さっそく【鬼呪装備】の訓練を始めますか?」
優「おう!!」
優ちゃんの言葉を合図に私たちは街へと出た。
優「おーい与一、どうよ?そっからバケモノ見えるか〜?」
優ちゃんが電柱に登っている与一に訊ねた。
ちなみに、私は与一の横で見ている。
与一「ん〜待ってね、優くん」
与一は弓を引くと状況を報告してくれた。
与一「このまま進むと【ヨハネの四騎士】三匹と遭遇しそうだよ」
優「だってさ、どうする殺るか?」
三葉「ムダに戦闘して他の【ヨハネの四騎士】を呼び寄せても面倒だな。
もうこのへんで【鬼呪装備】の修行を始めるか?シノア」
シノア「んーでもあの修行、周りを破壊しちゃう可能性があるから、もうちょっと街を離れたいんですけどね〜」
三葉とシノアが下で話している間に私は遠くを見つめる。
『…与一』
与一「え?
あ、まずい。一匹こっちに気づ…あれ、全員気づいちゃった。襲ってくるよ」
優「お…結局、戦闘か?んじゃ、やるか」
与一「あ〜でも、僕がやっちゃってもいいなら、始末するけど」
横で衝撃発言をした与一に私は目を見開いた。
『珍しく自信満々だね。一人でやれるの?』
与一「うん、たぶん。これくらいの距離なら……
敵を撃て【月光韻】みんなを守るよ」
与一はそう言って、鬼を具現化させた。
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まゆ - 続編おめでとうございます^_^面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2019年4月1日 23時) (レス) id: 406c27ad01 (このIDを非表示/違反報告)
ろい(プロフ) - シオンさん» コメント、ありがとうございます!そうですよ〜!刀剣乱舞の蛍丸をイメージにしています (2018年8月12日 21時) (レス) id: 221a5d6f5e (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - 最初から読ませていただきました!面白くていいと思いました!更新頑張ってください!それと質問で、夢主の黒鬼装備の鬼って刀剣乱舞の蛍丸ですかね? (2018年8月12日 12時) (レス) id: c7ded62622 (このIDを非表示/違反報告)
ろい(プロフ) - 五月七日さん» ありがとうございます! (2018年7月26日 21時) (レス) id: 221a5d6f5e (このIDを非表示/違反報告)
五月七日(プロフ) - 凄く面白いです!応援してます!更新待ってます! (2018年7月26日 20時) (レス) id: 5bf48274f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ろい | 作成日時:2018年7月11日 14時