ウゥ〜！ ページ7
いつものようにダディーと食事をしていると
今日は来客があることを知らされた
「来客…？？？
珍しいけど……でもこの城にくるのは……あー……」
「まあ、想像している通りルシファーだ。」
「あぁ、やっぱり」
ダディーが他の人に会うなんて心当たりが
一人ぐらいしかいないため目を泳がせると
案の定、ルシファーだった。
ダディーったら、ちょっと気難しい感じの性格してるから
兄弟のルシファーぐらいしかあんまり交流してないのよね
…それにしても割と久しぶりかしら叔父様とは
この地獄に初めて堕ちた天使で
ダディーが自分よりルシファーは強いと
独り言のようにぽつりと言ったことがある
まあ、ダディーの方が身長は勝ってるけど…
でも叔父様、私よりは身長があるのよね
私はあいにくダディーの身長の遺伝子を受け継げなかった
171センチはあるけどそれでもダディーと並ぶと
身長が低く思える
というか部下の人たちも割と高いひと達ばっかだ。
流石に家のことをしてくれる人達は私と同じぐらいか
それより低いぐらいだけど。
食事も食べ終わったところで
広間にダディーと二人で並んで立っていると
赤い煙がポンッと出てきて白い物体が見えた
「Hey！！ブラザー！！！
元気か！おお！！陰気な感じは相変わらずだな！！
oh！！！Aまた身長デカくなったかい？
角が5センチ伸びたか？はっ！
さあ！！ハグしよう！！」
パッと笑顔をふりまきギュムｯと効果音がなりながら
ダディー揃ってハグされる
かなり力が強いけど
まあ、彼なりの愛情表現だろう
「hhh…叔父様ったら
自分では伸びたかどうか把握していませんわ」
「実際伸びている
毎日成長記録をつけているからな」
「hhhh…ahh…」
叔父様にそういえばダディーが即座に伸びていると回答し
更には今でも成長記録をつけていると発言した
それに対し私も叔父様もそろってダディーを凝視した
まさかあの成長記録保管部屋ってまだ更新されてたとは…
「HAHAHA！！！Aがパートナーを
連れてきたときのお前が実物だな！！HAHAHA！！」
「…そのときは捻じ伏せる」
「…hahaha」
叔父様が高笑いをしながらダディーの背中を叩くが
ダディーは心底不快そうに顔を歪め不機嫌そうな声音で
吐き捨てた。
それに対し渇いた笑いしか出なかった
こんな世界で恋人を作るっていうのもあれだけど
そこらへんの弱い悪魔だった場合
本当に捻じ伏せられそうだ
私…恋人とかってできるのかしら…
全然その未来が想像できないわ
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どどんこ(プロフ) - ：柄乃空ちゃん：さん» ありがとうございます。柄乃空様！拙いものではございますが少しでも楽しんでいただけましたら幸いです。また、返信遅くなりましたこと申し訳ございません。引き続きよろしくお願いいたします (4月21日 22時) (
レス) id: c5997018ae (このIDを非表示/違反報告)
：柄乃空ちゃん： - 神作の予感✨更新頑張って下さい！ (2月16日 2時) (レス) @page1 id: b670a6340b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：どどんこ | 作成日時：2024年2月15日 22時
