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「りんごちゃん。」
雑誌コーナーで怯えて縮こまるりんごちゃんを見つけた。
『樹さん...私...』
申し訳ないです、いきなり呼び出して。
りんごちゃんはそう言って、スマホをしまい頭を下げた。
「いいの。
頼れって言ったのは俺だから。
大丈夫だったか？」
『なんとか...』
「..よくあるわけ？」
『たまに、視線を感じることはあっても付いてこられたことは初めてです。』
たまに、
頻度とかは知らないけどそれを誰にも言わずに黙っていたのか？
「..そっか、
なぁ、見える？あいつ。」
目は合わせるなよ、
そう言ってさっきの奴を顎でさすと、大きく開いた口を手で慌てて塞ぐりんごちゃんの姿があった。
「知り合い？」
『前に、道を聞かれて.....
行き先が私も分からなくて、携帯で調べながら伝えた人、です。』
「変に気に入られちゃった感じなわけねぇ、、
んし、行くか。」
ん、。
そう言ってりんごちゃんに向けて差し出す手。
『へ....？』
何事かわからず、りんごちゃんは俺の顔と手を交互に見つめた。
「今だけ、彼氏になってやるから。」
『.....っ！！？』
俺の言葉に目を輝かせた君。
「いや、そこ喜ぶところじゃねぇから笑」
『分かってますよ！
でもこんなチャンスまたとないので！失礼します！！』
さっきまでの重い空気は何処へやら。
りんごちゃんは嬉しそうに俺の掌を握った。
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ミナ(プロフ) - ヒヨリさん» 伏線引いてたつもりですけど勘ぐられなくてよかったです！！笑 (2019年9月26日 21時) (
レス) id: 0d7cdb44a3 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨリ - ミナさん» 目、白黒させてます...(笑)高地より衝撃的...!! (2019年9月26日 20時) (レス) id: 61e4e164fd (このIDを非表示/違反報告)
ミナ(プロフ) - ヒヨリさん» びっくりですよね笑 コメントありがとうございます！ (2019年9月23日 14時) (レス) id: 0d7cdb44a3 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨリ - ミナさん» こーちに奥さんと娘さんがいたとは...(笑) (2019年9月23日 13時) (レス) id: 61e4e164fd (このIDを非表示/違反報告)
青炎神狐白 - 物語が進みすごくおもしろいです！この後の展開が待ち遠しいです(^^)楽しみに待ってます！ (2019年9月2日 23時) (レス) id: 8b8abbcbb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミナ
| 作成日時：2019年8月17日 1時
