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「もしもし」
『..さ、』
「なに？聞こえねぇんだけど」
いつもの鼻歌が聞こえそうなご機嫌な時とは違う声。
明らかにおかしい。嫌な予感がする。
「ゆっくりでいいから、どうした」
『さっ、きから。
誰かに付けられ、てるみたいで..,
どうして、いいかわかんなくて...それで私、！』
耳をすませば途絶え途絶えになって聞こえてくる声。
その意味にさっきまでふわふわしていた頭が追いつくと、瞬時に我を取り戻した。
「落ち着け、な。大丈夫だから。
今どこ。」
とにかく居場所を。
そう思い聞けば、今いるここから走れば10分もかからないところにいることがわかる。
「そこまっすぐ行けばコンビニあるのわかる？」
『はい...』
「そこで待ってて。すぐいく。
それまで、電話切るなよ。」
電話は繋げたまま、急いで荷物を取りに戻った。
北「は？帰んの？」
「わりぃ、緊急事態。
また説明すっから！」
北「ちょっ、絶対だぞ？！」
財布から諭吉を1枚取り出し、北斗に押し付けてその場を後にした。
・
スマホ片手に全力ダッシュ。
あー、年取ったな。
高校の頃ならもっとはやく走れたのに...
はやまる気持ちとはよそに、俺を通すまいとする信号。
「はぁっ、A、大丈夫かっ、？」
『だ、大丈夫です、』
コンビニの中までは入ってきてないです、
その言葉に安心して一息つく。
「もうすぐだから。待っててな。」
『はい...』
こんなに走ったのはいつぶりだろう。
...というくらい夢中で走ってようやくついたコンビニ。
中に入る前に周辺に目を向けると、チラチラとコンビニの中の様子を伺う男が目に入った。
「あいつか...」
一言、言ってやろうかと思ったがそれで逆上されたらたまったもんじゃねぇ。
そいつを横目に、Aの元へと急いだ。
・
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ミナ(プロフ) - ヒヨリさん» 伏線引いてたつもりですけど勘ぐられなくてよかったです！！笑 (2019年9月26日 21時) (
レス) id: 0d7cdb44a3 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨリ - ミナさん» 目、白黒させてます...(笑)高地より衝撃的...!! (2019年9月26日 20時) (レス) id: 61e4e164fd (このIDを非表示/違反報告)
ミナ(プロフ) - ヒヨリさん» びっくりですよね笑 コメントありがとうございます！ (2019年9月23日 14時) (レス) id: 0d7cdb44a3 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨリ - ミナさん» こーちに奥さんと娘さんがいたとは...(笑) (2019年9月23日 13時) (レス) id: 61e4e164fd (このIDを非表示/違反報告)
青炎神狐白 - 物語が進みすごくおもしろいです！この後の展開が待ち遠しいです(^^)楽しみに待ってます！ (2019年9月2日 23時) (レス) id: 8b8abbcbb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミナ
| 作成日時：2019年8月17日 1時
