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「....繋げて欲しい、ってこと？」
ジェ「そう..だめかな..？」
ジェシーが言うには、Aちゃんの隣に立ってた赤いペンライトを振ってた子に一目惚れしたとかなんとか。
ジェシーが誰に一目惚れするとか俺には関係ないことだけど..
「いや、流石に...」
ジェ「北斗はさ？偶然Aちゃんに出会えたから今があるんだろうけど、俺はそんなの待てないよ。
繋がれる手段があるなら使いたいって思う、、Aちゃんに頼んでくれない？」
「...聞くだけね？」
ジェ「！！！北斗！！ありがとう！！じゃあまた！」
「や、Aちゃんがなんて言うかは..って早！？」
言いたいことだけ言って帰っていったジェシー。
マジであいつそういうところはちゃっかりしてる。
はぁ、絶対断られる。
わかってる。聞くまでもない。
っでもさぁ。
ジェシーに頼まれたら断れないじゃん。
ジェシーにしてあげられることがあるならしてあげたいって思うわけ。
これっておれらジェシー以外のメンバー5人に課せられた使命じゃない？
『無理。』
...即答ですか。
「いや、俺もね？無理だろなとは思ったんだけどジェシーからの頼みじゃん？なんとかならないかなって思ってね？？」
『ライブ終わりに会いに来てくれたと思ったら、話ってこれだけ？ だったら明日も公演あるんだからもう寝たほういいと思うけど..？』
『少なくとも私は疲れたから寝るね。おやすみ。ライブ楽しかったよ』
そそくさと寝室へと向かうAちゃん。
いや、ちょっと待って！？
俺だって話したいことたくさんあるよ！？怪我なかったかとか、ライブの感想とか。聞きたいことたくさんあるんだって！
「..Aちゃん？寝た？」
この間買った少し広めのベッド。
今までのシングルベッドじゃどうにも2人で眠るにはしんどくて。
たまにしか泊まりには来ないけど、それでもその時のためにって俺がプレゼントしたもの。
ちなみにダブルではない。あんまり広かったらくっついて寝れないし。
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作者名：ミナ
| 作成日時：2021年9月19日 13時
