年齢逆転ごっこ 4 ページ26
「…今何時だ?」
ふと疑問に思う。ご飯を作る時間だとすると…
JN「 16時だよ、ヨンジュナ。」
時計を探しているとジナが答えてくれた。
「16時か。結構寝ちゃったな。」
のびをすると体の疲れがすっきりと取れている。今なら作業もはかどりそうだ。そう思って部屋に戻ろうとすると呼び止められる。
JN「僕にはヒョンって呼んでくれないの?」
「?何言ってるの?同い年じゃん。」
JN「年齢逆転ごっこやってるんでしょ。1回だけ! 1回だけジニヒョンって呼んでよ！」
「やだよ。お前だって普段僕のことヨンジュニヒョンなんて呼ばないだろ。」
JN「そう言わずに1回だけ! 1回だけ呼んでよーヨンジュナー！」
腰にしがみついてくるジナが鬱陶しい。けどこのままでは離してくれそうにない。ではどうしよう。…そうだ、
「じゃあジニヒョン。ジョングギヒョン達だけじゃ心配なので監督よろしくお願いします。」
JN「え!?」
「僕は作業するのでご飯の時間になったら呼んでください。…お願いしますね、ジニ
にやりと笑ってヒョンというところだけ強調して言う。驚き絶望するジナを引き剥がし部屋に戻る。
後ろから「ヤーそれはないよー！ヨンジュニヒョーン！」と言う声が聞こえたが知ったこっちゃない。
マンネlineでの料理は騒がしいし危なっかしいから大変だけどがんばってねジナ。
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作者名：ミキ | 作成日時：2021年10月26日 9時
