BTSの長男の日常短編集 (ページ12)

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サイン会にて　JK side 2 ページ12

YJ「ジョングガに謝ってください。」

いや、キレてる…。こんな冷たい目をしたヨンジュニヒョンを初めて見た。けど僕のために怒ってくれているのがすごく嬉しい。

YJ「あなたの前の女性と話していたことを聞いていたならわかると思いますが、ご飯が大好きなジョングガが、ご飯が喉を通らないことがありました。」

その時ヒョンは何とか僕に食べさせようと食べられそうなものを一生懸命探してきてくれて作ってくれたよね。

YJ「中学生で親元を離れ辛い練習生生活を送り見事デビュー。しかし当時もなんでマンネがセンターなんだ、でしゃばるなということをたくさん言われ、レコーディングで声が出なくなって苦しんだこともありました。」

その時ヒョンは僕が声を出せるようにいろんなところに連れてってくれて励ましてくれたよね。

YJ「今も昔もそういうことを言われないように、皆さんの期待に応えられるように血の滲むような努力をしている人にそんな事は言わないでください。」

「ヨンジュニヒョン…。」

確かに傷ついたけどヒョンが僕のことをちゃんと見ててくれて、助けてくれて、認めてくれていることが改めてわかっただけでもう大丈夫だ。

AM「あ、謝ればいいんでしょ、謝れば！ごめんなさい!」

やっぱりヒョンはすごい。もうこの人の声なんか気にならないくらいに心が晴れた。