防衛省の女〔名探偵コナン/降谷零〕 (ページ22)

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Ｎｏ．21 ページ22

コナン「ここだよ！」

未来『へぇ、君の家に住んでるの？親戚？』

コナン「昴さんの家が火事になったから僕の家を貸してるんだ！」

緋山「随分と信頼してるんだね」

＼ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ／

昴「はーい。今開けます。
おや？お1人かと思いましたが…彼は？」

未来「彼は私の高校の後輩で自衛官なんです。
少ししたら彼はすぐ帰りますので入れて貰えませんか？」

昴「まぁ、いいでしょう」

コナン「早く入ろうよ～」

緋山「突然すみません｡失礼します(ﾆｯｺﾘ)」

中に入る。

未来『ごめんなさいね、そちらが2人なのに私一人じゃ不公平でしょ？ｸｽｯ…』

昴「それもそうですね。どうぞこちらに」ソファに座る。

未来「あら、バーボンあるのね〜
用意してくれて嬉しいわ。」

昴「飲みますか？坊やはコーヒーでいいかい？それと君は？」

緋山「申し遅れました。自衛官の緋山優です。
僕は車を運転するので水でお願いします」

未来『ええ、お願いします。』

コナン「うん！」

昴「どうぞ｡それで何故自衛官の彼と貴方が一緒に？」

未来『あら、ダメだったかしら？
彼は送り迎えを頼んだだけですよ』

コナン「でも暇じゃないでしょ？なのに平日の今日さくらお姉さんの呼び出しに来るのはおかしくない？」

緋山「単刀直入に言う。沖矢昴さん貴方我々のこと調べましたよね？我々の戸籍を調べるとデータで誰が閲覧したか分かるようになってますから。」

未来『でもその様子じゃ普通の情報以外何も出て来なかったんでしょう？それに貴方盗聴器も付けてくれてその節はどうも(ﾆｯｺﾘ)』

昴『ほぅ、なるほど。こちらの動きはお見通しという訳か
そうだ、君たちの通り普通の情報以外何も分からなかった』

コナン「え！？一体何者なんだおめぇらは！」

未来『ふふっ、それ以上調べればきっと上から止められるでしょうね。圧力がかかって。』

昴「だろうな。ところでなぜ降谷くんを探る？」

大きな力がこの人達にはあるようだな

未来『ん〜興味がある。それだけよ。
まぁ何より優秀な人材は失いたくないから
それと、緋山？この先は外に出てろ｡』

緋山「ｯ…ですが！」

未来『この2人と話がしたい。外せ。
終わったら連絡するから迎えに来い』

緋山「了｡」

コナン「良かったの？」

未来『ええ、大丈夫よ。その方がいいでしょう？』