８７話 ページ40
その時、疑問を抱いたらしい晴のアルコバレーノが銃を突き付け問いかける。
「おい、なら何故2代目の血を持っている…！」
「昔、輸血用に採血していた」
「だから何故生きてる2代目と会えたんだ！」
「――それを貴様に言って何になる？」
殺気を滲ませた笑みと共に告げると、奴はこれ以上知れる事がないと悟ったのか銃をしまう。
「なら何でリングはXANXUSの血を拒んだだろう？」
「まぁ理由は多分アレだろうが、�祇い粒鞠阿�崩れるぞ」
「どういう意味だ」
「……あ、い、つはなぁ！書類の隠滅と仕事のエスケープ、戦闘時以外は馬鹿そのものだ！」
「「「……は？」」」
唖然とした声にふっ、と笑い俺は数々の悪行を叫んだ。
「肖像画とかも格好つけて凛々しくしてるに過ぎんのだ！あの脳筋は！
XANXUSが�鏡い諒暗椶留蠅�ら�祇い�逃げたと言っていたがな、
あれは大量の書類から逃げただけだ、ド畜生が！
……逸話にある�鏡い僚蟠箸癲�多くは�祇い房�けた無茶ぶりによる八つ当たりだ。
今回でさえ俺の子孫の方が愛らしいとかそんな理由だな。
あと沢田綱吉、お前はジオに瓜二つでな、見てて消したくなる」
「何それ理不尽！」
「ふむ、丁度良い機会だな。リングを貸してもらおうか、すぐに返す」
「えーっと、はい「おいダメツナ！何渡してんだ！」――この人なら大丈夫って気がするんだ」
ほう、超直感が目覚めているみたいだな。益々ジオの面影に似てきている。
やはり百年以上経っても枷が外されていない。それもそうか。
大空のボンゴレリングに橙色の炎を灯す。
俺だけが使用できる、ボンゴレの意思を呼び出し実体化させる為に。
「リングの継承の事も併せて、俺の古い友人を呼び出そう。
聞きたい事があるなら聞けばいい……言わないかもしれんがな」
俺は手に灯した炎をリングの宝玉に吸収させる。
そしてリングから2種類の炎が飛び出す――静かな橙の炎と、荒々しい赤と橙が混ざった炎だ。
その炎が人の形をつくっていき、次第にその場には２人が現れる。
「こいつが……初代ボンゴレ、プリーモ」
「それに2代目ボンゴレ、セコーンドもいるぞ。本物か、コラ！」
「……ここは外のようだな。
オレを呼び出したのはやはりおま「貴様よくも我が愛し子を傷物にしてくれおってぇ！！」」
俺は虹の赤子共の声を聞き流し、150年ぶりの因縁を籠めて�祇ぁ宗愁献�に渾身の蹴りを食らわせる。外野のポカンとした顔は……見ていない、見なかった。
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misyou.go2(プロフ) - 主人公って性格最高だわ!!@沢優さん» よかったです！キレたら外道な夢主と鬼畜ドSのリボーン…あっS同士ヤバい話し合いしそう…と思いたった次第です！応援ありがとうございます。 (2016年7月10日 18時) (
レス) id: ffd771d2d5 (このIDを非表示/違反報告)
主人公って性格最高だわ!!@沢優(プロフ) - ドＳ談義wwwwww最初から読みました!!とっても楽しいく読ませてもらってます♪更新頑張ってください!!o(`д´ ｡) (2016年7月10日 18時) (レス) id: 7489f80356 (このIDを非表示/違反報告)
misyou.go2(プロフ) - 桜さん» 初めまして！この作品のXANXUSは身内（信頼した者）には不器用ながらも甘えるタイプを目指してます。応援ありがとうございます！待っててください！ (2016年7月7日 18時) (レス) id: ffd771d2d5 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 初めまして！すごく面白い作品です。続きが気になって仕方なくってｗ夢主はカッコよくて、ザンザス可愛いし！ これからも更新楽しみにしてます！応援してます！ (2016年7月7日 17時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
misyou.go2(プロフ) - かまくらさん» 本当ですか！？面白いとは…精進します！ (2016年7月6日 18時) (レス) id: ffd771d2d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：misyou.go2 | 作成日時：2016年6月30日 16時
