８５話 ページ38
「レスレック、ファミリー？」
「確かボンゴレと敵対しているマフィアの一つだ。
力はないが、情報操作とスパイ活動でのし上がって来た弱小マフィアだぞ」
「弱小？何を言っているのです。我々はあなた方の首で歴史に名を遺すのですから！」
狂気に呑まれている。
何故だろうか、ただ奴らの本拠地を潰しただけだというのに。
俺は戦闘態勢に入ってるボンゴレ達を腕で制した。
気絶寸前の奴に何が出来るというのだ。
「格下なカス如きがどうやって倒すと？」
「な……！ガキっ！チビのくせしてオレ達に逆らうんじゃねぇよ！」
ピクリ、と俺の耳がある単語を聞き取った。
「おい、ベル……今すぐ下がれぇ。ボスも連れてなぁ」
「はぁ？何で王子が「いいからさっさとしろぉ」……ししっ、スクアーロが小せぇ声って珍し」
いつもより小声なスクがXANXUSを抱えて猛スピードで遠ざかっていくのが気配でわかる。
「おい。そこの人間、もう一度言ってみろ」
「……俺達に逆らうんじゃ
「その前」
「ガキ、チビのくせして
「……やはりな」
人間共が怯える。なにやら通信機を片手にしている奴も青ざめた。
何故だろうな、ただ『わらって』いるというのに。
通信機の向こうには、『なに』がいるのだろうな。
「我は貴様らより生きている。死にきれないわけだが、断じて童ではない」
炎を枷としたせいで弱体化し、肉体を維持する制限がかかっているだけだ。
何故ここまで蔑まれなければならぬのだ、心底殺したくなる。
「さて人間、お前達はどうする？
少々うるさい子虫がいてな、つい許可を与えてしまったのだ。
まだその向こうにいる筈なのだが呼んではくれんか？
――美味い肉がここにある、と」
「ば、化け物がぁーーーっ！！！」
恐怖に駆られ襲ってきた奴らの足をかけ、鳩尾を蹴り、その勢いでぶん回して地に叩き付ける。
そのまま後片付けまでやってしまいたいところだが、我慢しなければ。
「……そいつらはどうすんだ」
「奴らに頼んで引き取って貰う。丁度良い」
晴れの赤子の訝し気な目線に笑みを返す。
その時、霧と共に復讐者が現れた。
「復讐者！？まさか奴って」
驚愕の声を上げるツンツン頭の人の子に「ご明察」とだけ告げる。
夜の赤子からの代弁を「写真」という一言のみで一蹴し、代わりに奴らに問うた。
「で、例の彼は？」
「ココニ……来イ、"六道骸"」
鎖に繋がれ現れたのは独特な髪型をした、彼だった。
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misyou.go2(プロフ) - 主人公って性格最高だわ!!@沢優さん» よかったです！キレたら外道な夢主と鬼畜ドSのリボーン…あっS同士ヤバい話し合いしそう…と思いたった次第です！応援ありがとうございます。 (2016年7月10日 18時) (
レス) id: ffd771d2d5 (このIDを非表示/違反報告)
主人公って性格最高だわ!!@沢優(プロフ) - ドＳ談義wwwwww最初から読みました!!とっても楽しいく読ませてもらってます♪更新頑張ってください!!o(`д´ ｡) (2016年7月10日 18時) (レス) id: 7489f80356 (このIDを非表示/違反報告)
misyou.go2(プロフ) - 桜さん» 初めまして！この作品のXANXUSは身内（信頼した者）には不器用ながらも甘えるタイプを目指してます。応援ありがとうございます！待っててください！ (2016年7月7日 18時) (レス) id: ffd771d2d5 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 初めまして！すごく面白い作品です。続きが気になって仕方なくってｗ夢主はカッコよくて、ザンザス可愛いし！ これからも更新楽しみにしてます！応援してます！ (2016年7月7日 17時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
misyou.go2(プロフ) - かまくらさん» 本当ですか！？面白いとは…精進します！ (2016年7月6日 18時) (レス) id: ffd771d2d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：misyou.go2 | 作成日時：2016年6月30日 16時
