朝 ページ20
ふっと体を起こす
彩「 ん? 」
見慣れた天井に景色
ここは、自分の家だ
今は何時かを確かめると夜の一時
うん。寝すぎた
私はもう一度布団に入るがなかなか寝れない
カーテンの向こうから奈子の寝息が聞こえてくる
そっとカーテンを開けると奈子はクリームパンを抱き締めてグッスリ寝ていた
その姿が可愛くてクスッと笑ってしまう
でも、ずっと奈子を見ているわけにもいかない
勉強でもしてようかな
私はそっとカーテンを閉め勉強机に座った
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朝。
窓を開けると、さっきまでは真っ暗だった景色が一気に明るくなっていた
いい朝。
なんて呑気な事を考えていたら慌ただしい階段を上る音が聞こえた
なんだろう?
その音はどんどんと近づいて来て最終的には勢い良くドアが開く
その音の犯人は、お母さんだった
お母さんは少しほっとした顔をして私に近づいて抱き締めた
その行動に私は凝視しかできない
母「 良かった。 」
何か分からないけど、お母さんが安心してるなら
私はお母さんをそっと抱き締めた
何秒かして
そっとお母さんを離す
母「 あまりにも起きないから慌ててね
えっと、あのこ、翼君がここに運んでくれたのよ。お礼言っときなさいね 」
私は頷く
彩「 わかった 」
お母さんは少し涙目になりながら言う
母「 彩。今日、勉強会なんてしょ?さっさとご飯食べちゃいなさい 」
私はうん!と言う
お母さんの行動には驚いたけど、こんなにお母さんが心配してくれていて
嬉しかった
そこから朝ごはんを食べに向かった
朝ごはんのいい匂いが廊下まで漂ってくる
ガチャッとドアを開けるとお兄ちゃんにお父さんがいた
いつもはお兄ちゃんはいないのに
なんて疑問に思いながら私は席につきご飯に手をつけた時、
お兄ちゃん、お父さん、お母さんに呼ばれた
兄「 彩、ちょっとこい 」
私、ご飯食べたいんだけど...
私ははぁとため息をつき、お兄ちゃん達の元に向かった
ソファに腰掛ける
彩「 何? 」
お兄ちゃん、お母さん、お父さんの間に緊張感が流れる
母「 彩、ごめんね。ご飯食べなさいって言ったのに。少し大事な話をさせて欲しいわ 」
私はこくっと頷く
この空気の性なのか私まで緊張してきてしまう
父「 彩、驚かずに聞いて欲しいんだ。 」
また、私はこくっと頷く
兄「 俺達はお前が巫女だって事を知っている 」
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美綾(ミアユ) - この作品すごく面白いです!!また、翼×彩の妖怪の物語(?)みたいなのを書いて欲しいです!!(((o(*゚▽゚*)o)))♡ (2022年5月2日 2時) (レス) @page37 id: 8730184c14 (このIDを非表示/違反報告)
華夜(プロフ) - 奏さん» ありがとうございます。こんな作品を面白いと言ってくれてとても嬉しいです。ありがとうございます (2020年7月31日 19時) (レス) id: 38b6940bfc (このIDを非表示/違反報告)
奏 - 完結おめでとうございます。とても面白かったです。 (2020年7月31日 14時) (レス) id: faad7bf9c4 (このIDを非表示/違反報告)
華夜(プロフ) - 花暖@kanonさん» ありがとうございます!こんな最後になってしまってすみません。応援ありがとうございます! (2020年6月23日 20時) (レス) id: 38b6940bfc (このIDを非表示/違反報告)
花暖@kanon(プロフ) - 華夜さん、完結おめでとうございます!とっても面白かったです!これからも、活動頑張ってください!応援してます!! (2020年6月23日 20時) (レス) id: b3e83051c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:華夜 | 作成日時:2020年3月4日 14時