683話 ページ33
✩
｢…茨。私は忠告したはずだけど｣
｢なっ…！？ど、どうして閣下が…それに、Aさんまで…｣
さすがに予想外だったらしい
管理室みたいな場所に案内されると、複数人の大人と七種さんがその部屋にはいた
七種さんが弄っているパソコンには私のホーム画面が表示されていた
｢この…！｣
｢っ…！？｣
｢七種さん！！｣
私は七種さんに、思いきり平手打ちをした
周りの奴らも同じだよ
なんでこんな悪いことしてる奴を放置してる訳？
意味不明すぎて口よりも先に手が出てしまった
｢そいつを捕まえろ！｣
｢…やめてください。彼女には自分を叩く権利がありますから｣
｢はぁ？権利？ふざけないでください！！スマホの複製といいパソコンといい…舐めてんのかお前！！！｣
｢なっ…！？｣
｢…ふふっ｣
この様子だと、乱凪砂さんにはばれてるみたいだけど
まぁいいや
今はとりあえずお説教タイムが先
｢その様子だと警察に手を回せるんだろうけど、元から私は訴えるつもりなんてありませんから。私がもし訴えるとしたら警察じゃなくてファンですかね｣
｢…｣
｢私なら大丈夫とでも思いました？もし思ってたんならそのアホな頭によく叩き込んでおいてください｣
大人達に睨まれてようが知らない
私は七種さんの胸ぐらを掴みながら、はっきりと伝えた
｢次やったら容赦しねぇからな｣
｢…｣
｢返事は？｣
｢…は、はい｣
私は手を離すと、若干放心状態の七種さんに質問した
もちろん優しくなんかしてあげない
｢複製はこれだけ？｣
｢は、はい…そうです｣
｢今ここで全部消して｣
｢…分かりました｣
この様子だと、もう懲りた感じかな？
はぁ、本当に焦ったんだから…
その後は、くすくす笑ってる乱凪砂さんと一緒に部屋を出た
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みん(プロフ) - 初 。さん» コメントありがとうございます！！もうそんなに読んだんですか！？なんとお礼を言えばいいのか…！共感してもらえるような作品を作ることを一番心掛けてるので、そこに着目してくれてとっても嬉しいです！！まだまだ続きますので、長編ですが何卒よろしくお願いします！ (2022年4月21日 23時) (
レス) id: 2f5f5d572a (このIDを非表示/違反報告)
初 。(プロフ) - 初コメ失礼します…！！昨日この作品をお見掛けして1からやっとここまで読めました！！もうほんとに面白くて夢主ちゃんが可愛くて…。作中に共感出来る部分も多々あり…。68まで必ず読ませて貰いますので！素敵な作品を有難う御座います！ (2022年4月20日 14時) (レス) id: 8fa79c3961 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤月 音 | 作成日時：2021年2月19日 4時
