499話 ページ49
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「わぁ…!りっちゃんかっこいい〜!」
「Aの可愛い太ももが見えちゃってるよ。そんなの手を突っ込めって言ってるようなもの…」
「「凛月くん!!!」」
あんずちゃんと遊木さんが秒で割って入ってきてくれた
はぁ、なんて心強いんだろう…♪
「凛月をたぶらかしおって…許さねぇぞA…」
「たぶらかしてないから!れいちゃんの変態!」
「そうだそうだ、変態〜」
「凛月くんは人のこと言えないからね!?」
「わ、私…口悪い朔間先輩初めて見た…」
あんずちゃんが衝撃を受けてるけど、今はそんなにおじいちゃんキャラ通してるの?
むしろこっちのほうが違和感あるんだけどな
まぁいいや
それより私は今エッちゃんのほうが気になってるし…
「あの…エッちゃん?」
「なにやら可愛い子達がいるって聞いたから来てみたんだけど。本当に愛らしいねぇ…♪」
「ふふっ。英智にとっては、数少ない生存者達ですしね…♪」
「…!」
そっか!
私とりっちゃんは去年の騒動に、何も関わってないから
だから微笑ましいんだ〜♪
「エッちゃん!私より、りっちゃんを見て見て!私はちょっと恥ずかしいから…♪」
「よく似合ってるよ。気持ち的には今すぐ婚約届けにサインを…」
「エッちゃん。俺の未来のお嫁さん取らないでよ」
「…?エッちゃん?」
も、もしかして…
「りっちゃんもエッちゃんのこと、エッちゃんって呼んでたの…?」
「今更!?」
奇跡だ…!!
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作者名:赤月 音 | 作成日時:2021年1月31日 6時