優等生の秘密２【あんスタ】 (ページ47)

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いつも通りを披露しましたページ47

無駄に時間かかった…

辺りがもう真っ暗になってる

夜になったら何が起きるか、そろそろ分かるよね…？

｢…｣

｢A？疲れたのか？｣

｢…ま、真緒｣

｢ん？｣

後ろから気配がする

もういないけど…れいちゃんと昔通ってた空手教室の先生から、殺気の感知する方法を教わったから分かる

この前はれいちゃんに言われるまで、真緒には気づけなかったけど…

そうじゃなくて、今はそれより

｢真緒…私が人を殴ってたら、怖い？｣

｢全然！むしろ惚れた！｣

脅してるのになんで私を喜ばせるの！？←

そっ、そんな可愛い表情しても無駄なんだから！

お、落ち着いて…向こうはどんどん近づいてきてる

｢もし私が真緒を殴っても、そんなこと言える？｣

｢俺はAを信じてるから、そんな事しないって分かるぞ。もし殴られたらそれは俺がやらかした時だな｣

｢やらかしても殴らないから…あっ｣

｢ふふん、俺を見くびるなよ♪｣

｢…なら、見てて｣

私は真緒の前で、私の"いつも通り"を披露した

ノリでれいちゃんを番長にして、副番長とか決めて暴れてたら、知らないうちに色んな人がやってきた

世間では全勝無敗とか何とか言われてるけど、そりゃそうだろうね

だって本当は、そんな集団元々存在しないんだから

｢何だよお前！！どこのグループだよ！｣

｢…｣

｢ひぃっ！？も、もう殴らないでくれ！どこの集団か聞かないから！｣

色々決めてたんだけどね

にゃんラブ親衛隊とか、清楚ギャルを愛する集団とか、まじ卍笑笑笑みたいな…

ってそれより真緒！

さっきから全然喋らないし、やっぱり引かれた…！？

｢ま、真緒。これでもまだ、私のことを好きって言える…？｣

｢もちろんだろ！うわああぁ、まじでかっけえぇ～♪｣

｢っ…！｣

な、何なのこの人まじ惚れるんだけど…！！！←