席替えします ページ18
昨日はストレス発散できてよかった
手応えのある人が少なかった所だけ不満だったけど
「どうかお願いします…!」
「礼拝?」
「違う!くはないけど…Aは緊張しないのか?」
「何に?」
「今日は一学期に一度しかない席替えだぞ!」
「…席替え、今日だったんだ」
「おい」
正直、席とか別にどこでも良いし…
れいちゃんがいたら緊張してたかもしれないけど、今は誰が隣でも良いかな
あ、真緒と隣になれたら嬉しいかも
「凛月、起きろ〜。仕方ないなぁ、俺が引くか」
「席がふたつ選べるね」
「ちゃんと一個目を俺のにするから、ズルはしないぞ〜?因みに、Aはどこになったんだ?」
「後ろぐらいのとこだった。あそこ」
「へぇ〜…え!?」
この反応はもしかして、隣だったとか?
真緒は二個目の紙を見て驚いてたから…
え、私真緒大好き人間と隣なの?←
それはちょっと嫌かな…
「凄いぞA!これ見てみろ!」
「?うわっ、すごい」
私の席の隣と前がちょうど二人の席だった
これ、どっちがどっちなんだろ
「真緒はどっち?」
「え、えっと…Aの隣だ!」
「本当?嬉しいな…♪」
これで真緒大好き人間と隣じゃなくなった←
一学期はひとまず安心だなぁ
「前より席近くなったな〜♪」
「う〜、隣がよかった…せめて隣の人が変わってくれたらな〜?」
うっ、圧がすごい…
よく考えたら私とこの人が入れ替わっても、隣同士にはならないのか
それなら別にいいかも
「よかったら変わろうか?」
「こら凛月ちゃん!ごめんなさいねェAちゃん。さっきの話は聞かなかったことにしてあげて!」
「ナッちゃん…息が、できな…」
「ほ、ほら!凛月ちゃんも納得して静かになったわよォ?」
「う、うん」
黙らせてるような気が…
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作者名:赤月 音 | 作成日時:2020年1月27日 17時