微妙な空気━☞(/・ω・)/破壊ッ! ページ12
「A!?」
「麗やっほ〜」
「なんだ、生きてた…」
「勝手に殺すな。ていうか、よくここまでたどり着いたねぇ」
方向音痴なのは私のほうだけど、麗は夢ノ咲学院に来たことないはずなのに
麗は一度通った道は絶対覚えるから、帰りは心配なさそう
…羨ましいなんて思ってないし
「なんかAの知り合い?って人がここまで送ってきてくれたよ!」
「…ふぅん。その人と何か話した?」
「Aが倒れて意識不明になったって伝えた」
「う〜ん、確かにあってはいるけども!」
少し話をしてると、副会長は何か疑問に思ったらしい
あんまり、気づいてほしくなかったな
「Aと同い年ということは、一年生か。学校は行かなくていいのか?」
「あ〜…うちは学校行ってないんで」
「ふむ。中卒でアルバイトをしてるのか」
「バイトも、してないですね」
「なるほど、無職ということか。どうりでAが異常に金に執着するわけだ」
「副会長、他人の事情に首を突っ込まないでください」
微妙な空気になってきたし、そろそろ皆さんさよならしてほしいんだけど…
そう思ってたら、新しい病人がやってきた
「今日は人が多いな!!」
「…手当てしましょうか?」
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作者名:赤月 音 | 作成日時:2019年4月25日 23時