神さまの気まぐれ陸【あんスタ】 (ページ42)

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人の黒歴史ばっかページ42

｢で、メドレーになったんだ…♪｣

｢うおおぉ！！！それは良いな！！天才だな！頑張れA！！｣

｢がっ、頑張るー！！歌詞間違えたらごめんね！？｣

｢守沢の熱に影響されないでよ。暑さ二倍になるじゃん｣

そう決まったのは良いんだが…

もうじき卒業式も控えてる訳で、長く取っても来週ぐらいだぞ？

それに、今日は夜から面接も控えてるのに

｢(あんなバイトの面接ぐらい、お嬢様にやらせなくても良いだろ。アイドルと関係ない食堂ごとき…あっ)｣

そ、そうだった

食事は栄養摂取…幸せ生活の基盤だったな…訂正しよう

｢順番はなんとな〜くで決めてさ〜♪｣

｢…これ｣

｢あっ…これも。Aちゃんはここらへんのユニット知らないんじゃない？｣

｢知らな〜い！でもいい曲だったから入れた！｣

｢｢…ぷっ♪｣｣

ん？

何故かいつもの三人で顔を合わせては、爆笑していた

斎宮くんや天祥院くんたちも笑っているな…？

｢な、なんで笑うの！？いい曲だったよ！？心にぐさって刺さって私すっごい好きなのに〜！｣

｢あはは…はぁ、ごめんってば。何でもないから♪｣

｢そうそう♪人の黒歴史ばっかりだけど、逆にそこがAちゃんっぽくて良いと思うよ…♪｣

｢あははは！この曲で笑う日が来るとは思わなかったからな♪｣

あんな完成された曲が黒歴史なのか

公開しないのはもったいないぐらい、どれも素晴らしいと思ったんだがな

｢(普通の高校生には到底真似出来ない代物だろ。天才の作品か、それとも努力の作品か、どっちもか…)｣

｢面白いならま〜いいや♪来週の水曜日までにがんばる！｣

｢そこで生徒会の二人聞いてるけど良いの？｣

｢僕は何も聞こえてないよ♪｣

｢知らん。後のことはもう次の生徒会に託してある｣

衣更くんが主導権を握る時代が来るのか…

｢ふふっ…ぶっ…！｣

｢もりっち笑いすぎ〜♪｣