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48話 ページ48
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｢あそこの家、気味が悪いのよね｣
｢なんでも家族同士で子供を作ってるとか｣
｢やだっ！そんなのタブーじゃない！｣
外から声が聞こえてくる
すると、扉が開いた
｢ただいま、A。ごめんな。今日は少し遅くなっちまった。仕事が忙しくてさ…♪｣
｢でも、明日は休みだから。ずっとそばにいてやれるぞ♪｣
｢もう寂しくないからな｣
｢あはは、そんな顔するなよ…♪｣
私が真緒くんを見ると、嬉しそうに真緒くんは私の頭を撫でた
｢ん？お腹空いたのか？｣
｢ちょっと待ってろ、今夜ご飯を作ってくるから｣
｢Aは俺がいないと何もできないんだしな♪｣
｢…うん｣
｢おっ！やっと喋ってくれた。Aの声は癒しだよ…♪｣
私が微笑むと、真緒くんもにっこり笑ってくれた
真緒くんの笑顔は素敵
とっても優しくて、癒される
｢お前の分も作ってやるから、ちゃんと部屋で待ってろよ〜｣
｢…｣
娘は、気味悪そうに私を見つめた
｢…へんなの｣
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作者名：赤月 音 | 作成日時：2022年6月27日 10時
