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特別編 劇団学園の頂点の誕生日 ページ13

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4.12




愁平side




俺が翔くんと出会ったのは俺が中等部の頃だった。




雄太「これにより頂点の青柳翔の誕生日パーティーを始まります!!」


真太郎「関係者以外は左右に分けていきます」




その日翔くんの誕生日パーティーで開かれることになって学園中はかなり賑やかだった。
けど俺は誕生日パーティーを疎ましく思い過ごしていた。




将康「愁平くんパーティー会場に行かないのか?」


愁平「なんで俺があんな奴の誕生日パーティーに行かないといけないのよ」


将康「でもこのパーティーは全員参加だよ」


愁平「全員参加ってこの学園の人数はかなり多いぞ1人ぐらい来ないだろう」


将康「愁平くん.....」




あの頃の俺は頂点の翔くんを反発的に思っていた。
反発に思ったのは高等部1年で前頂点を倒しまさかの1年生でこの学園を君臨し数々の他校を潰してきた所だった。




愁平「たくっ俺と変わらない奴に先に頂点を取りやがって」


将康「でも愁平くんは中等部の頂点じゃない」


愁平「俺が欲しいのは中等部の頂点じゃないこの学園を動かし皆から崇める頂点なんだ」


将康「愁平くん.....」




当時の俺は劇団学園の中等部の頂点であった。
俺の相棒(親友)、将康はいつも俺を心配したり助言をしてくれる大事な奴。




カーーーンーーカーーンーー




将康「あっ!?誕生日パーティーが始まった時間だ!!俺誕生日パーティーに行ってくるから」


愁平「将康の奴本当に行ったし.....」


愁平「...............」




俺があいつの嫌なのはあれだけじゃない。
あいつは俺と違う強いカリスマ性を持っている、普通は力・権力で相手を強制配下させるがあいつは俺にはわからない゛謎のカリスマ性"を持っている、そのカリスマ性が余計に腹立たしかった。




愁平「.....やってあげよう」




あいつの誕生日パーティーをぶち壊しでもしよう。
そして俺が新しい頂点になってやる。




誕生日パーティーの広場では沢山の生徒が集まって翔を見ていた。


将康「わっ!?あの人が頂点なのか」


生徒1「凄いな1年で頂点に君臨するとは」


生徒2「本当よな調子になっても調子に乗らずに冷静だし」


生徒3「おまけに他校を数校潰しているし」


生徒1「本当よな.....彼に超えられる者なんかいるのかな」


将康たちは翔のこと色々話して見ていた。


雄太「.....?誰だお前」


真太郎「ここは関係者以外禁止だぞ」


愁平「.....頂点、俺と勝負しないか」

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作者名:天井桟敷 | 作成日時:2020年3月31日 21時

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