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〜A〜
ジーク｢おいこら。俺達仲間だろう｣
｢って、言ってるけど｣
ライナー｢ほんと何言ってるか全然｣
この人の話しはさておき、どんな理由があれ客人に対する態度ではない
ミケの足をげしげし蹴った
ミケ｢ちょ、なんだA。痛いんだが……｣
｢元気そうで何よりだよ！！｣
ハンジ｢ぷっ……だははは！A最高！！｣
｢とりあえずお名前伺っても？｣
ジーク｢ジーク。ジーク･イェーガー｣
｢イェーガー？エレンと同じだね｣
ジーク｢父親が同じだからな｣
エレン｢父さんが浮気したって言いたいのかよ！ふざけんな髭！！｣
この場合、エレンのほうが浮気相手の子供ってなると思うんだけどな
みんなもそれに気付いてるけど黙ってる
だって仮にジークさんの言ってることが本当なら歳が離れすぎてる
こっちが先に生まれて、何かしらの原因があって別れたんだろうな
それが浮気かどうかさはておき、どことなくこの二人似てる気がする
あんまり深く聞くのはエレンが可哀想だな
今も睨んでるし
｢ねぇ。せめて飲み物は出しなよ。お客さんなんだから。あとエレン。睨まないの｣
ジーク｢え、やだこの子。悪魔じゃなくて天使じゃん。うわっ……！！危なっ！！｣
｢ミケ。やめなさい｣
顔スレスレに刃物を突きつけるミケの手をペシッと叩いた
｢ごめんなさいね。どうしても血の気が多い人が集まる組織なので｣
ジーク｢血の気多いっていうか……単に俺への殺意からでは……？｣
｢え？まさか。だって初対面の人に何をそんな感情が起こるんですか｣
ジーク｢いやぁ。だって……さっきから指1本動かせば斬られそうなぐらい見てくんだもん｣
｢あのさ二人とも。どうしてそんなに威嚇するの？｣
リヴァイ｢理由はない。ただ殺しておけと本能が命じてくんだよ｣
｢変な薬やってないよね？やだよ私。そんな面倒な兵士長様の後処理なんて｣
ミケ｢天使のように可愛いAを悪魔呼ばわりしたこの男を殺して何の問題がある｣
｢そういうのを真顔で言わないで！！｣
ミケ｢怒った顔も可愛い｣
｢それは心の声なの？それとも喧嘩売ってる？｣
ミケ｢Aが可愛すぎて心の声が漏れる｣
｢っっ〜////｣
ハンジ｢ミケのほうが
ミケのこういうとこほんと……嫌いになれない自分が嫌いだ
思い出したかのようにおはようのキスをするミケは、いつもより長めにしてきて酸素不足になった
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作者名：まゆ
| 作成日時：2021年8月12日 4時
