刀剣、いざ参る 【刀剣乱舞】【ミュージカル】

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「んー、俺明日早いからあんまり飲んでられないからなー」

「じゃあ先にソフトドリンク飲んどきなー、後で薄めるより早いから」

私も明日撮影だからなぁーなんて言えば三浦くんがドラマ終わったんじゃないん？と聞いてくる。

「番宣だよ、この前クイズ番組出たらまた、クイズ番組の仕事が入ったの」

「あー！俺も見たよ、あの四字熟語のよく分かったね？なんだっけ、一騎当千とか意味知らなかった！イントロは分かったんだけどな〜」

「えー、私は逆にイントロ全然わからなかったよ、高校までは音楽はあまり聞かなかったし、聞いてもクラッシックか洋楽とかだったから」

自分もクラッシックよく聞く！やっぱりバレエやってるからなのかな？なんて三浦くん。洸くんが俺も最近ヒーリングクラッシックってやつ聞いてると言ってプレイリストを見せてくれる。

流司くんはそんなのあるんだ？と興味を示すが三浦は届いたジュースを少し飲んで麻璃央くんの話に参加してしまった。マイペースだなぁと思って笑ってから2人にそういえばと話し始める。

「洸くんはゲームやってる？刀剣乱舞！」

そうすると恒例のレベル、刀帳報告が始まる。勿論、みんな入れているし、鍛刀して自分の演じる刀を必死で出そうとしている。あの荒木さんですらやっている。

「入れた、入れた」

ほら、と見せられるとみんなが覗きに行く。三浦くんもやってます。と見せてくれると次は三浦くんのスマホに群がる。

2人ともレア刀だし期間限定だったから課金しようかと思った、なんて言っていた。

「俺、出た！膝丸」

トリちゃんがほらほらーとドヤ顔を決めて見せるとワァァと盛り上がる。洸くんなんか立ち上がって目を細めている、三浦くんも興味津々に見つめている。

「ピーちゃんずっと回してるもん」

流司くんが笑いながら言うと麻璃央くんが確かにー！と返す。

「確かにってなんや！確かにーって！」

課金して出したんだぞ！とわちゃわちゃ文句を言っていた。

「三日月宗近出たんですか？」

三浦くんが麻璃央くんに聞くとう、うん！と嘘をついていた。彼は全く出なくて配布でゲットした人だ。

ついでに言うと阿津賀志山の人達は峻也くんと流司くん以外配布だ。レアだから仕方が無いのだけれども嘘はいただけない。みんな笑っていると峻也くんがあー！嘘はいけないんだ！！と小学生のような発言をすると、流司くんが2人に説明してあげる。盛大な新人いびりを受けた2人は苦笑いを浮かべていた。

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