その8！ ページ8
ロボロ君と部活に熱中している間に、校庭の桜も散り
あっという間に進級して一ヵ月が経過していた
５月になったところでなにも変わらず過ごして行く
つもりだった
そう、私はいつも通り過ごす気満々だったのだ
それなのに何故こうなった？
『いいいいいいいいやあああああああだあああああああ！！！！勉強なんてしたくないいいいいい！！！！部活行く！離してええええ！！』
「何言うてんねんAさん、来週は中間テストなんやから今週から部活は休みやろ？」
渡り廊下の柱にしがみつく私をグイグイと引っ張り、引きはがそうとしているのは金髪がキラキラと輝くコネシマ君だ
『部活が無くても！私は走るの！！走らないと死んじゃう！』
「走らなくても人は死なん！はよ行かな、ロボロもエミさんも待っとるで！」
『うぅ…ロボロくん……』
コネシマ君は柱からベリっと私の体を引きはがすと、そのまま首根っこを掴みズルズルと引きずりながらみんなが待つ教室へと歩いていく
すべての始まりは先週の金曜日だった
帰りのＨＲで担任の先生から来週はテスト一週間前のため、部活が無いことを告げられたのだ
私とシャオくんはそんなこと構うものかと自主練の予定を立てながらいつも通り、ロボロ君のいる2年A組へと向かっていた
『じゃあさ、バッティング練習付き合うからシャオくんはランニング付き合ってよ！』
「ええで！走り込みも体力作るんには丁度いいしな！」
『そしたら、授業終わったらすぐに着替えてから近所の運動公園集合にしようか！』
そんな会話をしていると突然コネシマ君が話しかけて来た
「なんや、お前ら楽しそうな予定立てとるなぁ！」
ニコニコと笑いながら話しかけてくるコネシマ君の後ろには呆れたような顔をしたロボロ君が居た
『ロボロくん！えへへ、今日も髪型ばっちり決まっててかっこいいね！大好き！！』
「Aさんは相変わらず賑やかやな、悩みとか無さそうで羨ましいわ」
『ロボロくんが居ればどんな悩みもちっぽけなものだよ！』
ロボロくんに褒められちゃった！そうシャオくんに報告すると、シャオくんは頭を抱えながら「お前ほんまに脳みそ溶けて無くなっとんとちゃうか？」と毒を吐かれた、解せぬ
私とシャオくんがワイワイと盛り上がり始めたところで
「ところで、さっきの予定はなんなん？」
とコネシマ君が尋ねて来たのだ
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泉月。(プロフ) - ときあめさん» ときあめさん コメントありがとうございます！物語を書く際にshaちゃんを如何にかっこよく書けるかを追求している部分もあるのでそう言っていただけて本当に嬉しいです(；；) (2020年11月19日 17時) (
レス) id: 27a03f1fe8 (このIDを非表示/違反報告)
泉月。(プロフ) - あゆたさん» あゆたさん！いつも読んでいただき誠にありがとうございます！！！ これからも楽しんで頂けるような作品を書いて行けるよう頑張りますのね応援していただけると嬉しいです！！ (2020年11月19日 17時) (レス) id: 27a03f1fe8 (このIDを非表示/違反報告)
ときあめ(プロフ) - 今週分のrbくんも最高にすてきでした(T . T)毎週たのしみにしてます〜〜！rbくんの不器用な感じも、shaちゃんのスパダリ感も最高です。続きの方楽しみにしてます…！素敵な作品ありがとうございます。 (2020年11月19日 4時) (レス) id: 5d5f606a06 (このIDを非表示/違反報告)
あゆた(プロフ) - 初めまして。夜遅くにすみません。とても素敵な小説で更新を密かに楽しみにしているものです…。このご時世、体調に存分に気をつけて無理のないように更新、お待ちしております。 (2020年11月19日 4時) (レス) id: 0b438b4c7d (このIDを非表示/違反報告)
有咲/arisa(プロフ) - 泉月。さん» ｸﾞｯ…まだ現世にいるとするか…（←何だこいつ）最後まで見守ります!!! (2020年10月20日 17時) (レス) id: 1ecb7d6cb5 (このIDを非表示/違反報告)
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