33話 ページ36
とは言ったものの…どこに隠れようかなー？
厨房は刃物があって危険だから入ったら駄目だって言われたし…。
私達も刀だから刃物なのに！←
うーん…どこ隠れてもバレそうなんだよなぁ…。
…！屋根裏はどうだろう。行ってみようかな。
来たはいいけど…どうやって登るんだ？←
…たんすを登ったら行けるかな、と思い登る。
そして、たんすの上の天井の板を外し入る。
入れたー！良かった！ここならバレなさそうだよね！
と考えていたら少し遠くから声がした。
？｢…骨喰？｣
｢…大和守か？｣
近ずきながら問う。
大和守｢うん。ここなら見つからないと思ってね。｣
｢…私も同じだ。｣
大和守｢そっか。……清光には見つからないぞ…！｣
そんなに見つかりたくないんだな。顔が凄いことになってる。←
｢…ここなら大丈夫だろう。｣
大和守｢…そうだね。でもここ、外の様子が見れないのが難点だよね…。｣
｢…でもそれは外からもこっちの様子が見えないってことでいいんじゃないか？｣
大和守｢…！ふふっ。それもそうだね。｣
でも…暇だよねー。と大和守が言う。
確かに暇だ。かといってすることも無い。
…もしかしたらこれが嫌で鶴丸は鬼を喜んでいたのか…？と頭の中に浮かんだ。
それなら私も鬼が良かった…！いや、でもご褒美が貰えないからね。それは嫌だなー。
と考えていたら下から声が聞こえた。
加州｢安定〜。何処〜？出てきなよ。｣
大和守の方を見ると誰が出て行ってやるか！と言う顔をしている。
加州｢うーん…出てこないか…まぁ、当たり前だよね。｣
と言い、たんすや押入れを開けたりする音が聞こえる。
しばらくし、探すのを諦めたのか足音が遠ざかっていった。
｢…やっぱりここは見つからないな。｣
大和守｢そうだね。この調子で逃げ残ろうね。｣
｢あぁ。…大和守がいてくれて良かった。｣
大和守｢…そう？僕も骨喰がいて良かったよ。｣
一人は嫌だから…と消えそうな声で言った。
そっか…大和守は加州が欠けて、その後に主の沖田くんが病死したから…ずっと一人だったんだ…。
私はそれから大和守の頭を優しく撫でた。
この子は…一人で寂しいのを堪えてきたんだ。
｢…今は、私がいる、から…｣
泣きそうな顔、しないで…
それを伝えた瞬間、大和守が勢いよく抱きしめてきた。
大和守｢ごめん…少しの間、このままでいさせて…。｣
微かに震えた声で言ってきた。
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みほ - ひなたぼっこさん» ありがとうございます！ほのぼのいいですよね！これから色々な展開を入れていきますのでお楽しみに！笑 更新頑張ります！コメありがとうございました！ (2018年8月30日 14時) (
レス) id: 602ee2d65e (このIDを非表示/違反報告)
ひなたぼっこ(プロフ) - ほのぼの可愛いなあと思いながらいつも見てます！ 唐突に勘違い要素だったり、トラウマ要素だったりをぶっ込んで、「そういえば、こいつ…」的な展開を是非ともみたいです…！笑 これからも更新楽しみに待ってます！ (2018年8月30日 3時) (レス) id: 2fa2defe91 (このIDを非表示/違反報告)
みほ - アイチさん» わぁ〜！そう言ってもらえて嬉しいです！更新頑張りますね！コメありがとうございました！ (2018年8月29日 18時) (レス) id: 220afaa11e (このIDを非表示/違反報告)
アイチ - 小説凄く面白くて、続きが楽しみです！！更新頑張って下さい！！応援しています(*´▽｀) (2018年8月29日 12時) (レス) id: c500ea0a3e (このIDを非表示/違反報告)
みほ - 瑠璃さん» ありがとうございます！嬉しいです！リク了解致しました！オチはまだ考え中なので、頭の中に入れておきますね！更新頑張ります！コメありがとうございました！ (2018年8月19日 10時) (レス) id: 49c1a026a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みほ | 作成日時：2018年7月26日 17時
