第十五話 作戦会議!! ページ16
『…まずはっと』
木刀を持った六人と私。さすがに本丸内でやるのは私の身が危険というわけで小屋の前でやることになりました。
薬研「そういえば、朝の奴は誰だったんだ?」
『それが名乗らなかったんだよねー。でも恨みがあるようだったよ』
一期「…まぁ、この本丸ですから」
小さく呟く一期の言葉が気になったがとりあえず…
『さて。皆の実力を見たいんですがいいですかい?』
歌仙「君の口調が迷子になるのは癖かい?」
今そこ触れますかい歌仙さん??
『そして効率をよくするためにこれから行うのは…』
光忠「行うのは…?」
『私と戦っていただきます!』
ドヤアアァァァ!!!!
あれ??なんで皆黙るのかな…??
『…あのー私と戦うんだけど』
前田「…本気ですか主君…?」
『まぁまぁこう見えて腕に自信はあるんだ!』
五虎退「あの…僕たちでも主様を倒せる…と思います…」
『あいや、君たちを馬鹿にしてるとじゃないよ!?そりゃ人間と刀剣男士なら圧倒的に刀剣男士が強いのは当たり前なんだけどね?私はその、特別強いんだ!』
ドヤアアァァァ!!!!(二回目)
一期「…信じていい良いのですな?」
と言いつつも一番乗り気なのは一期一振である。木刀を構えてる、うん。
『どーんと来い!!』
一期「参ります!!」
光忠「ちょ、一期さん!」
駆け出した一期。振りかざした木刀はしっかりとAを捉えている。
『…』
一期「!」
気付けば一期の手から消えた木刀。
歌仙「な!」
前田「どういう、ことでしょうか…」
『木刀取ったり!』
消えたかと思った木刀はいつの間にはAの左手に握られていた。
『戦いで刀を取られたら負けですよ。はい、お返しします』
一期「…あなたは一体……」
唖然とする六人を置いて話を続ける。
『まずは一期。踏み込みが浅い。だからさっきみたいに木刀を敵が跳ね変えやすいから取られたり、飛んで行ったりする。足に力をもう少し意識してみようか』
…あのー、皆さん聞いてます?なんか固まったままなんだけど…
五虎退「あ、主様…」
『?』
薬研「…やっぱあんた。普通じゃねえよ」
普通?とはなんぞや??
『…あ、なるほど刀剣男士に勝てたことに驚いているんだね?そうだとも、もっと驚きたまえ!!』
再びどや顔をかます。
薬研「次は、俺っちだ」
『同時でも構わないけどね』
歌仙「…なら僕も行かせてもらおう」
二人同時に構え、走り出す。
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稲森(プロフ) - 時雨さん» 初めまして!コメント、誤字の報告ありがとうございます!ご親切に押してくださって嬉しいです。こんな感じで誤字も多いかと思いますがこれからもよろしくお願いします! (2020年6月4日 14時) (レス) id: 17ab3ec999 (このIDを非表示/違反報告)
時雨 - 夢主の性格が好きです(≧∇≦) (2020年6月4日 0時) (レス) id: a4f27d0bac (このIDを非表示/違反報告)
時雨 - 誤字らしきものを見つけましたのでお知らせしておきますね(*^^*)第13話の最後の行で、「短期は損気」と書かれておりますが「短気」の間違いだと思います(*^_^*) (2020年6月4日 0時) (レス) id: a4f27d0bac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:稲森 | 作成日時:2020年5月28日 11時