最強審神者が最高最悪ブラック本丸を最高最強本丸にするまでの過程。【刀剣乱舞】

第十四話　恨み ページ15

？「俺はな！！ここの審神者に散々恥をかかされた！！」

だからなんだ。私が責任とれって？

？「てめぇに責任を取ってもらおうか！！」

え嘘。本気で言ってる？？

『あの、私には関係のないことですよね。前の審神者に私は会ったこともなければ人物像も知らないんですよ』
？「うるせ！！ここの刀剣男士たちに散々やられた恨みは返すぞ！！」

それはあなたの指揮が悪いからじゃ…。

人の話を聞くことなく永遠と怒鳴り散らす誰かさん。

あーもう他の子たちが起きてしまう。

？「演練を申し込む！！」
『…わかりました。いつです？』
？「今日に決まってんだろ！今日の午後での演練に来い。もし来なかったら痛い目にあわせる」

なんだろうな。よく漫画とかの雑魚キャラが言いそうなことしか言ってないんだよな。

『わかりました。わかってんでお帰り願います』

忘れるなよ！！っと最後の声でやっといなくなる誰か、って誰だったんだ結局。

『あー、もう…ん？』

今誰かいた気がする…が、気配がない…気のせいかな？

？「……」

そして厨へ戻る。もう朝食は出来上がるようだ。

薬研「声。聞こえてた」
『だろうねー、演練を申し込まれちゃった』
一期「演練…ですか」
『断ったら更に怒鳴り続けられそうだったし、面倒なことになりそうだったので受けました…』
光忠「まあ。僕もそう思う」
歌仙「いや待て。演練どうする気だい？」
『…演練、出てくれませんか？』
五虎退「ぼ、僕…お力になれるでしょうか…」
前田「いち兄や燭台切さん、歌仙さんは戦力になると思いますが、僕たちは…」

うーん、これも前の主のせいかな。完全に短刀は無力だと思い込んでるな…。

『短刀は戦力にならないってそう思ってるようだけど。私はそうは思わない。短刀は偵察力、機動力に優れているから色々作戦がやりやすいんだよ。いやその前に、演練出てくれますか…？』

六人は頷いてくれた。

『ありがとう…。よっし朝食終わったら早速作戦会議！』

ふふ。私の能力を発揮する時が来た！！！待ってろよ政府…！！



？「何やら動き出してるようですよ」
？「へんなことしたらきるっておしえてあげたほうがいいんじゃないですか？」
？「左様。人など痛みを知らなければ学ぶことが出来ぬ生き物だ」
？「どうします？」
？「…そうだな。まずは、会ってみるか…」

暗い部屋のさらに奥。刀剣男士たちの目には殺意しか見えない。

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