第十九話 結局誰？？ ページ20
機械「演練終了。中傷者二名、軽傷四名。相手、重傷六名。よってB判定。勝利しました。審神者の認証取得。刀剣男士六名、認証取得。プログラム終了します」
『皆、お疲れ様！』
終わった瞬間、私は六人に駆け寄る。
前田「勝ちましたよ主君！」
五虎退「ほ、本当に良かったです…」
『よく頑張ったよ皆！！練度圧倒的に向こうの方が高かったんだけどやっぱ勝てたね』
練度は向こうの方が強いということは戦う前からわかっていた。でも勝てたのには理由がある。刀剣男士たちがバラバラに動いていたからだ。これは投石をしてから五虎退のおとり作戦によってできたこと。
そして短刀なら得意、奇襲作戦！短刀の機動力を活かし、一期たちとすぐに合流させることが出来たからこその奇襲。
うんうん。私の作戦は実に素晴らしい！
薬研「…」
一期「どうしました、薬研」
薬研「不思議に思ってな」
一期「もしかして」
薬研「あぁ。あいつ、この演練が始まる前、演練場が厚樫山、天気も時間帯も全て言い当てただろう。しかも作戦を立てた時点でそれを想定していた」
一期「確かに。雨が降って地面が滑りやすいことを想定して太刀である私や燭台切さんをその場にとどまらせ、機動力のある薬研たちを動かしていた」
光忠「それに奇襲があれだけ相手にささったのは雨雲のせいで暗くなった状態だから太刀ばかりの相手にはよく見えていないからこそだった」
歌仙「そんな作戦だったのかい？」
※歌仙は力任せ作戦だったのでそんな作戦が実行されいたのを知りません
短刀二人と喜ぶAをじっと見ている薬研たち。
『ん？』
なんか視線感じる…はっ！まさか
『なんだ薬研、クレープ買ってほしいのか？』
薬研「え」
そう間違いなく、演練出たんだからご褒美が欲しいとそういうことだろう！いいだろう、私がおごってやんよ！！
『何がいい？私のお勧めは――』
？「おい」
『はい？』
物凄い顔をして話しかけてきた…あ、誰かさん
？「てめぇ。いかさまとかしたんじゃないだろな！」
『お言葉ですが、圧倒的に練度はそちらのほうが高いのにも関わらず、力任せの編成を組んで指示もろくにできてないのに不正だと疑われるのはどうかと。それにあれだけ練度高いのに全然、刀剣男士たちと連携取れてないのは信頼してないのがまるわかりですね。私に勝ちたいならまずは自分自身を変えないといけません』
さすがにそのあと、誰かさんは何も言わず帰っていきました。
いや結局誰だったの！！？え！！？
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稲森(プロフ) - 時雨さん» 初めまして！コメント、誤字の報告ありがとうございます！ご親切に押してくださって嬉しいです。こんな感じで誤字も多いかと思いますがこれからもよろしくお願いします！ (2020年6月4日 14時) (
レス) id: 17ab3ec999 (このIDを非表示/違反報告)
時雨 - 夢主の性格が好きです（≧∇≦） (2020年6月4日 0時) (レス) id: a4f27d0bac (このIDを非表示/違反報告)
時雨 - 誤字らしきものを見つけましたのでお知らせしておきますね(*^^*)第１３話の最後の行で、「短期は損気」と書かれておりますが「短気」の間違いだと思います(*^_^*) (2020年6月4日 0時) (レス) id: a4f27d0bac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：稲森 | 作成日時：2020年5月28日 11時
