第十八話 計画通り…! ページ19
薬研「出陣か。血が滾るな」
一期「出陣いたしますか」
前田「行きますよ」
歌仙「僕も文系といえど之定だからね」
五虎退「出陣、ですよね…」
光忠「長船派の祖、光忠が一振り、参るっ!」
機械音が鳴り響く。
機械「これより、演練を開始いたします。場所は厚樫山。天気は曇りのち雨。時間帯は夕暮れ。審神者の認証取得。刀剣男士六名、認証取得。では、転送開始」
白い光と共に一瞬で場は厚樫山へ変わる。
いやー本当最先端プログラムってすげー!!
『さぁて。まずは』
薬研「あぁ。見つかる前に見つけねぇとな」
基本中の基本、偵察。まずは敵を見つけることから!
薬研藤四郎、前田藤四郎、五虎退。三人も偵察には優れているからきっとこれは…
前田「見つけました。敵はこの先に散らばっているようです」
『ナイス!んじゃ…作戦開始!!』
まず最初に短刀三人が投石をする。それから
五虎退「こ、こっちです!」
機動力が一番の五虎退に敵の注意を引く。
『…薬研!』
薬研「っと」
五虎退に夢中なる刀剣男士の横から薬研が突っ込む。だが太刀にあまり攻撃は通らない。
薬研「前田!」
前田「はい!」
だが短刀三人相手なら散らばって一人になった相手を追い詰めるのには簡単。
五虎退「ひ、一人…」
前田「よし、次に行きましょう」
『えーっと…歌仙、右から三秒後太刀二人来ます』
歌仙「あぁ、わかってるよ!」
さすがに太刀二人は歌仙には辛い。けれど
歌仙「せめて雅にちれ!」
歌仙が一番成長しているのを私は知っている。
多少軽傷を負いながらも歌仙は太刀二人を追い詰めた。
『お疲れ様、歌仙』
歌仙「全く、汚れてしまったじゃないか」
まぁ、歌仙は案外力でねじ伏せる系刀剣男士だったから押し込んでもらったほうがいいと思ったんだよね。あ、歌仙には内緒でオナシャス。
さぁて、残り三人は…
一期「…」
光忠「はは…わかってたけど」
二人は残り三人を相手にしていた。中傷の二人だが、どこか余裕そうに見える。それには理由がある。
一期「はぁ!!」
一期が斬りこんだその瞬間だ。
薬研「ずえりゃ!!」
一期の後ろから現れる薬研藤四郎。高く跳ね上がった薬研はしっかりと握りしめた短刀を相手に落とす。
残り二人はいきなり現れた薬研に動揺、そこを燭台切が斬りかかり、更に現れるのは
前田「はい!」
五虎退「す、すみません!」
短刀二人の奇襲。
そして演練は終わりを告げた。
第十九話 結局誰??→←第十七話 演練開始でございますよ!?
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稲森(プロフ) - 時雨さん» 初めまして!コメント、誤字の報告ありがとうございます!ご親切に押してくださって嬉しいです。こんな感じで誤字も多いかと思いますがこれからもよろしくお願いします! (2020年6月4日 14時) (レス) id: 17ab3ec999 (このIDを非表示/違反報告)
時雨 - 夢主の性格が好きです(≧∇≦) (2020年6月4日 0時) (レス) id: a4f27d0bac (このIDを非表示/違反報告)
時雨 - 誤字らしきものを見つけましたのでお知らせしておきますね(*^^*)第13話の最後の行で、「短期は損気」と書かれておりますが「短気」の間違いだと思います(*^_^*) (2020年6月4日 0時) (レス) id: a4f27d0bac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:稲森 | 作成日時:2020年5月28日 11時