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6話 ページ9






「順調です!……あ、条野さんは如何して此処に?」


「立原くんの仕事の具合を拝見したいのと………




Aさんを探していましてね。此方に居るかと思ったんですが…」








私の名前を出され、体が少しビクッと揺らしてしまった。
だが、道造くんと条野さんはお互い会話をしている為、此方に気付かないと思う。





『(道造くん、お願い…!云わないで…!)』






此処に居るってバレたら彼が私に何をしてくるのか判らない。

そしてロッカーの中に居るとバレてしまったら彼は自分を怖がってると認識して尚私を虐めてくるに違いない__





「Aっすか?……____Aなら此処には居ませんね。何処かに居るんじゃないですか?」




み、道造くんナイス!!大好き!

今度美味しいご飯奢ろう。
、と安心して上がっていた肩が下がる。





「……成程、そうですか。_________あ、後立原くんと私に隊長がお呼びだそうです。」


「え!?今すか!?」



「ええ。成る可く急ぎの用件だそうです。……行きましょう。」


「はい!」




ガタンと道造くんが椅子から立ち上がる音がした。

急な呼び出しだなんて、あまり見掛けないが何かあったのだろう。


まぁ、危機は去ったし、2人が出るまで身を潜めていようと考えた。




すると早速、2人は直ぐに部屋から出て行き、ドアの閉まる音がロッカーの中から聞こえた。




道造くん達が出て行った部屋は静寂だった。
静かになった部屋に私は、ロッカーの中で胸を撫で下ろす。



……良かった。

もう行ったと思うし、狭い所から出ようかな。
生憎、此処のロッカーは部屋を見渡せる穴が無く、開けないと部屋の様子を見ることは出来ない。



きっと2人は今頃隊長の所へと向かっているはず。

1分過ぎたから大丈夫だ、出ようと、ロッカーを開ける。






開けた矢先に、光が差し込み、反射的に目を瞑る。


そしてゆっくり目を開ける___













「_______……おや、やっと出てくれましたか。」








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雨と雫(プロフ) - まじですかどうしよう←いや本ッ当イラストうまいですね!?どうやったらそんな絵がうまくて文才になれるんですか…?ひやつさん大好きです💕! (6月22日 19時) (レス) id: 312a1378ed (このIDを非表示/違反報告)
ひやつ(プロフ) - 雨と雫さん» そのコメント嬉しすぎて逆に目ん玉飛び出しました🤭✨イラストも見て頂き、ありがとうございます! (6月21日 22時) (レス) id: b23e9ed6da (このIDを非表示/違反報告)
雨と雫(プロフ) - あぁあ、、、面白すぎて目が飛び出るかと思いました!!←ひやつさん絵もうまいし文才だし完璧じゃないですか、、、更新頑張ってください! (6月18日 13時) (レス) @page15 id: 312a1378ed (このIDを非表示/違反報告)
ひやつ(プロフ) - 醤油ラテさん» コメありがとうございます!更新頑張りますね!✨ (6月7日 13時) (レス) id: b23e9ed6da (このIDを非表示/違反報告)
醤油ラテ - めっちゃ面白いです!!早く続きがみたいです……😌🎀 (急かしてるようにみえたらすいません…) (6月3日 8時) (レス) @page14 id: 74e0460151 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひやつ | 作成日時:2023年3月25日 21時

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