検索窓
今日:2 hit、昨日:5 hit、合計:40,674 hit

2話 ページ2








「今、なんとおっしゃいました?」




思い切り腰を持ち上げ体が沿っている状態になる。
運動をあまりしていない私にとってそれは痛かった。






『いっ、痛っ!!!何を……っ!!』





「黙って下さい。もう一度云います。今、なんとおっしゃいましたか?」





『え、痛いって…』



「は?」





こ、怖い…っ!!!!!!

明らかに彼は怒っている。
何か変なことを云っただろうか。否、私は普通に伝えただけだ。

なら、別にもう一度云っても…






『じょ、条野さん大嫌いですって言いました!』



「違います」



『はい?』



「その後です」



え?違うの?




『…??………あ、鐵腸さんに言い付けてセクハラとい………………って痛い!!!』





鐵腸さん(、、、、)と云った直後、彼は私の頬をガシッと掴み、無理矢理条野さんの方に顔を向けられた。



何が起こっているのか判らないが、条野さんが〔鐵腸さん〕と云ってキレているのは判る。





「二度と私の前で鐵腸さんと云わないでください。」




『えっ、なんで』




「………」




なんで黙るの〜!?!?

というか、早くこの状況から脱出しないと。
腰が痛すぎる。





『あの…条野さん、腰が限界なので離れて貰えると』





「嫌です。貴方の嫌がっている汗、心音を聞きたいのでこのままで居て下さい。」





な、何を云っているのこの人…!!
こんな虐めてくる条野さん初めて見た気がする。



然し、私も負けじと足で抵抗する。





其の直後……











ガチャッ__













2人は直ぐにドアが開く方向を見る。



条野さんの地雷になる人物__










__末広鐵腸さんが立っていた。











3話→←1話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (186 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
346人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

雨と雫(プロフ) - まじですかどうしよう←いや本ッ当イラストうまいですね!?どうやったらそんな絵がうまくて文才になれるんですか…?ひやつさん大好きです💕! (6月22日 19時) (レス) id: 312a1378ed (このIDを非表示/違反報告)
ひやつ(プロフ) - 雨と雫さん» そのコメント嬉しすぎて逆に目ん玉飛び出しました🤭✨イラストも見て頂き、ありがとうございます! (6月21日 22時) (レス) id: b23e9ed6da (このIDを非表示/違反報告)
雨と雫(プロフ) - あぁあ、、、面白すぎて目が飛び出るかと思いました!!←ひやつさん絵もうまいし文才だし完璧じゃないですか、、、更新頑張ってください! (6月18日 13時) (レス) @page15 id: 312a1378ed (このIDを非表示/違反報告)
ひやつ(プロフ) - 醤油ラテさん» コメありがとうございます!更新頑張りますね!✨ (6月7日 13時) (レス) id: b23e9ed6da (このIDを非表示/違反報告)
醤油ラテ - めっちゃ面白いです!!早く続きがみたいです……😌🎀 (急かしてるようにみえたらすいません…) (6月3日 8時) (レス) @page14 id: 74e0460151 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ひやつ | 作成日時:2023年3月25日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。