山田家の天使！【ヒプマイ】

お菓子作り ページ25

『……』

一郎「A、何みてるんだ？」

雑誌をずっと見続けているAに
話しかけた一郎

『一兄、これ食べたい』

指をさしてみせたのは
雑誌に載っているクッキーだった

一郎「クッキーか？それなら買いに行くか？」

『ううん、私作ってみたいの！！
この前ね、友達と遊んだ時に手作りクッキー
貰ったの！その時凄くおいしかったから
作ってみたいなって思って…』

女の子らしい一面を見せたAに

一郎「そうだな！！じゃあ、二郎と三郎に
プレゼントするやつでも作るか！」

『！うん！！』

ークッキー作りが始まるー

一郎「A、これ混ぜといてくれないか？」
『分かった！』

一郎はAに簡単なものをやらせていた

生地まで作り終え

一郎「次は型抜きだな！型、どうする？」
『うーん、クマさんがいい！！』

一郎「そうか、じゃあA
これを使ってやるんだぞ」

『はーい！』

丁寧に型抜きをしていくA
何をやっても可愛い
そんなことを考えながら
一郎「それじゃあ、次はチョコペンで
顔を書いていくか！」

『はい！私かく！』

瞳の色と合わせて
赤、緑、黄、青、桃 色を
用意し目を描いていった


描き終えると

『出来たの！！一兄！！
出来た！！』

そこには可愛らしく
兄弟それぞれの瞳に合わした
くまのクッキーがあった

一郎「上手くいったな！」
『うん！2人とも喜んでくれるかな？』
一郎「絶対喜ぶはずだ！」

2人用にラッピングをし
2人が帰ってくる間に
作ったクッキーを食べていた

『みてみて！これ、私だよ！』
一郎「お！本当だ、これは俺かな？」
『それは一兄だよ！』

そんな話をしていると

二郎「ただいまぁー」
三郎「ただいま！おい、二郎
はやく行けよ、邪魔だ！」
二郎「うるせぇーな！俺のペースって
もんがあるんだよ！」

喧嘩をしている2人に

『おかえりぃー！！にいちゃん達！！』

天使が降臨した

二郎「たっただいま！」
三郎「ただいま！！A！」

一郎「おかえり」
一郎も来て
『はい！一兄と私で作ったの！
2人にあげる！！』

今日作ったクッキーを渡した

中身をみた2人は
三郎「これ僕たちですね！
凄いです！一兄！A！
ありがとうございます！！」

二郎「ありがとう！兄ちゃん！A！」

とても喜んでくれたそうです

新年号？？→←えっと、長編だお！！？←本編とは関係ありません

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