【鉄血のオルフェンズ】鉄華団と元情報屋の少女 Part3 【完】 (ページ8)

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響いたページ8

貴女side

大通りには沢山の組合員の人が血を流して倒れていた。

クーデリアは…

貴女｢……｣

クーデリアの上にフミタンが覆い被さってる状態だ。

フミタンの背中から大量の血が出ている。

覆い被さった状態を見ると、恐らくクーデリアを庇(かば)ったのだろう。

クーデリア｢三日月…A…あのね…。フミタンが…フミタンが目を覚まさないの｣

三日月「クーデリア、もう行かなきゃ」

貴女「みんなが待ってるんだよ...クーデリア」

クーデリア「三日月...A。フミタンが返事をしないの。ねえフミタン」

と背中から血を流すフミタンに声をかける。

三日月「行くよ」

と三日月はクーデリアの腕を引っ張り出した。

クーデリア「ダメよ。フミタンがここにいるのに私、行けないわ三日月、A」

三日月「もう…フミタンじゃない」

クーデリア「っ…。あっ…フミタン、フミタン、フミタン！」

クーデリアの声が響いた。