走っていく子供達。 ページ31
貴女side
貴女「首が痛い…」
大きく伸びをした。
そのときに目に入った写真。
それは一年前に歳星にて撮った写真だ。
マクマード・バリストン…
私と
お
切っても切れない仲というもので…一連の騒動が終結した後、色々とまたお世話になった。
三日月と私の子供が出来たことをとても喜んでおり、孫が出来た気分だと言っていた。
会いたいとあまりにも言うので、一度夕月を連れて歳星に行った。お義父さんは夕月を抱き締めて顔をスリスリすると「おヒゲがチクチクする」と夕月は言っていた。
アトラ「A〜洗濯物入れるから手伝ってくれる？」
貴女「うん。今行くー」
***
洗濯物を取り込みながら私はアトラと話す。
アトラ「書類の方はどう？終わりそう？」
貴女「うん。もう終わるよ」
アトラ「相変わらず早いねー。私なんて全然分からないよ。」
貴女「アトラも出来るよ。」
アトラ「そうかなあ」
貴女「やってみる？」
アトラ「そういうのはAに任せるよ。」
と微笑んだ。
干してあるものを一つずつ籠の中に入れていく。
今日は洗濯物がちょっと多いかも…
アトラ「あっこら！二人ともっ！」
貴女「？」
アトラが声をあげた方を見てみると籠に入れたばかりの大きなシーツを一緒に頭からかぶって走って行く子供達。
目の前が見えない状態…
危ないし、あのままだと転んでしまうかも
止めに行かないと…
と思ったが…
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作者名：美歌 | 作成日時：2018年3月19日 18時
