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心地よい風… ページ20
貴女side
柔らかい風が吹いた。
心地よい風…
三日月「ねぇ」
貴女「どうしたの？」
三日月「髪、ほどいてみて」
貴女「うん…」
言われたようにヘアゴムをとり、髪を下ろしてみた。
三日月は私の髪を見て頷く。
貴女「？」
三日月「肩まである髪の毛。
伸ばしたらもっと可愛くなるんじゃない？」
貴女「そうかなあ」
風に少し揺られる髪を少し触った。
三日月「アトラやクーデリアも見てみたいって言うと思うよ。」
貴女「伸ばす…か。考えとく」
三日月「うん。」
***
貴女「ねぇ三日月…もう時間だよね」
三日月「うん。」
貴女「“また、後でね。待ってるから”」
今出来る精一杯の笑顔を見せた。
三日月「うん。俺も後で行くよ。」
優しく頭を撫でてくれた。
…。
三日月達は出撃して行った。
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作者名：美歌 | 作成日時：2018年3月19日 18時
