丗玖 ページ40
夏も終わりを迎える8月末
芦屋達は威光の特訓のためAの街へ来ていた
芦屋「そう言えば今日流星群見れるそうですよ!
空気の澄んでるここで見たらきっと綺麗だろうな〜」
安倍「威光も出せねー奴が遊ぶ事考えてんじゃねーよ
Aまで付き合わせてる癖に全然上達しねーじゃねーか!」
腕を組み激怒する安倍、Aは困り顔でそれを止める
『まぁまぁ晴齋落ち着いて
でも確かに星は綺麗に見れるよ
よかったら星と蛍が見える場所に案内しようか?』
芦屋「蛍!まだいるの!見たい!ねぇ安倍さん!」
安倍「あぁ゛?ウゼェ
見たいなら一人で見れ
そしてそのまま一人で家まで帰れ。俺は帰るからな」
芦屋「直帰無理!ここから朱咲町までどれくらいかかんの!?安倍さーん!」
安倍に泣きつく芦屋
Aは少し考えると芦屋の肩に手を置く
『よければうちに泊まる?』
芦屋「いいの!?安倍「ダメだろ!何考えてんだ!
あー……ったく分かった星見たら帰るぞ」わーい」
夕方になると芦屋達は一度家に戻るためA達の家に向かっていた
安倍「飯食ったら玄関から入「あらAちゃん?」!」
後ろを振り向けば優しそうな夫人が買い物籠を片手に立っていた
『塔子さん!買い物帰りですか!荷物持ちます』
塔子「あらあらありがとう、そちらの方は?」
『最近友人になった安倍さんと芦屋さんです
こちら今お世話になっている藤原塔子さんです』
塔子と安倍達に紹介をするとお互い挨拶をする
『塔子さん、今夜流星群が見れるそうなので見に行って来てもいいですか?』
塔子「いいわよ〜でも、夜道は危ないから気をつけてね。二人も一緒なのかしら?」
芦屋「はい!大丈夫Aさんはちゃんと家まで送り届けますよ!」
胸に手を当て任せて下さいとポーズする芦屋に横目で頼りないと目で訴える安倍
塔子は気付かず微笑んでいる
塔子「まぁ!元気で素敵な子ね。良かったらウチで夕飯食べていかない?もちろんご両親が良ければだけど」
安倍「…ご迷惑では?」
塔子「何言ってるの、Aちゃんにお友達が出来て私も嬉しいの。よければもっと話を聞かせて欲しいわ」
安倍と芦屋は顔を見合わせお世話になりますと頭を下げた
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、 - オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です (2018年8月7日 22時) (レス) id: 7cb5057192 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シェリー | 作成日時:2018年8月7日 22時