�� ページ19
A「誰で、すか、、、？」
そう言って私はドアをそっと開けた。すると、
スニョン「よっ、」
そこには、スニョンがいた。
A「え、スニョン、、、どうしたの？」
スニョン「いきなりごめん。ちょっと話したいことあってさ。」
A「あ、うん。いいよ。」
そして、スニョンを家の中に入れた。スニョンは椅子に腰をかけ、私はベッドの上に座った。
A「で、話って？」
スニョン「、、、その、人狼ゲーム、、、やった方がいいと思う。」
A「え、、、」
(まさか、スニョンの口からそんな言葉が出るなんて、思ってもなかった、、、。)
スニョン「いや、それがさ、、、俺なりに考えたんだけど、A村人だろ？」
その言葉に胸がチクッとした。
A「う、うん。」
スニョン「''村人''同士で協力して生き残ろう。」
A「うん。私もそう思ってた。」
そう、嘘をついた。
私は、今どんな顔してるんだろう。自分でも分からない。
だって、私が''生きたい''そう思うだけで、誰かが死んでいく気がしてたまらなかった。
そんなの嫌なのに、私のせいで誰かが死ぬのは嫌なのに、嫌なのに、、、''生き残りたい''と強く思う私は矛盾していて、最低だ。
スニョンだって、''私のせいで死ぬ''かもしれないのに、、、。
スニョン「まじ？よかった、、、同じ考えで。」
そう、笑うスニョンはいつもと変わらない、、、いや、''ちょっと違う''な。すごく安心していて、優しい笑顔、、、まるで、、、恋人に向けるような、、、そんな顔。
いつかは、裏切らなければならなくなりそうで、、、だったら私は死のうかn、、、やっぱり生きたい。
A「、、、やっぱスニョンもさ、このゲームやらなきゃって思う？」
いつの間にか、聞いていた。
スニョン「何故か、分かんねぇけど、思うようになってた、、、」
A「実は、、、私もさっきからそうなんだ。やらなきゃって、、、」
スニョン「だからさ、俺らは絶対最後まで生き残ろうぜ。」
そう、椅子にいたはずのスニョンは、私の両肩を力強くでも、優しくもって言った。
A「うん。生き残ろう、、、。」(ズキ、、、)
スニョン「///、、、わりぃ。」
A「え、、、」
そう、言ってスニョンは私を抱きしめた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 67人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あーちゃん | 作成日時：2022年10月26日 21時
