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マホロアはAに抱きつかんばかりの勢いで喜ぶので、メタナイトは二人の間に入り慌てて言いました。
｢お、落ち着けマホロア。ランディアを倒すなら、早く出発した方がいいんじゃないか？｣
｢ア、ウン…ソウダネ｣
棒読みとも不満とも取れるその声は、少なくとも気持ちのいいものではありませんでした。
｢よーし、善は急げだ！早く行こー！｣
｢わ、ま、待ってカービィ！まだあいつがいるかもしれないよ！｣
｢あんなもん怖くないぞい！サッと倒してご馳走GETだぞい！｣
｢まだ根に持ってるの！？ちょ、ちょっと待ってよー！｣
カービィを先頭にワドルディもデデデ大王もAも出ていきましたが、メタナイトはその場に突っ立ったままでした。
｢モウ、ミンナいっちゃったヨ？キミも早く｢変な気は起こすなよ｣
突然の言葉に驚いたマホロアは、途端に目線を鋭くして言いました。
｢……ナンのコト？｣
｢……さあな。…さて、私ももう行かねば｣
メタナイトはマントを翻すと何も言わないマホロアを置いて、ローアの外に出ていきました。
☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡
｢暑いねー…｣
｢暑いぞい…｣
｢暑いです…｣
｢………｣
｢ｱ"ｱ"ｱ"ｱ"ｱ"……み"ゅ"っ"｣
｢ああっ、カービィが溶けた！！｣
___というのも、ハルカンドラは恐ろしく暑く…いえ、熱いと言った方が正しいのかもしれないくらい、とにかく灼熱のマグマに溢れているのです。立っているだけで肌が焼けるような感覚に襲われます。A一行はノロノロと歩きながら、ランディアを探しますが、そう簡単に見つかるわけでもなく…
｢
｢そうだね…｣
(カービィは沸点超えちゃったっぽいし、あそこの中ならクーラーとかも聞いてるかもしれない)
そこには、明らかに異様な雰囲気を醸し出している工場がずらりと並んでいました。
☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡
｢フゥーッ！涼しいーー！ボク復活ぅー｣
中に入った途端、デデデ大王におんぶさ(担が)れていたカービィが飛び起きて気持ちよさそうに言いました。
｢んーっ、にしても、ここはどこ？｣
｢見た感じ、工場らしいが…｣
メタナイトが周りを見渡しながら言いました。
ヒトがいなくなってなお動き続ける無機質な機械音を聞いて、Aは少し怖くなりました。
｢誰も、いないのかな…｣
｢とにかく、先に進むぞい｣
デデデ大王は元気よく立ち上がるとハンマーを肩の上に乗せてニンマリ笑いました。
｢お前達もしかして…｣
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レーニャン - これからが本番って言うノニ、シリーズの途中で切るナンテやる気がまったく見えないネェ。せっかくチャンネル登録してあげようと思ったのにナァ…。ソウダ！更新を再開してくれたらチャンネル登録シテ、宣伝もしてあげるヨォ。と言うわけで、更新待ってるヨォ。 (2022年1月19日 20時) (
レス) @page14 id: b30d9de8f4 (このIDを非表示/違反報告)
DR9 - とても面白かったです！続き待ってます！ (2019年7月13日 18時) (レス) id: 568b1973e5 (このIDを非表示/違反報告)
林檎凛子(プロフ) - *kanon*さん» おお、なるほど知りませんでした！やってみます！！アドバイスありがとうございますm(_ _)m (2018年10月19日 21時) (レス) id: 35c138c034 (このIDを非表示/違反報告)
*kanon*(プロフ) - 前編と続編をリンクさせてみてはどうですか？編集画面の【続編へのリンク】という所でできますよ (2018年10月19日 20時) (レス) id: 3cc07e3457 (このIDを非表示/違反報告)
*kanon*(プロフ) - 続編おめでとうございます！ (2018年10月19日 20時) (レス) id: 3cc07e3457 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：林檎凛子 | 作成日時：2018年10月18日 21時
