マホロアBD ページ4
｢タダイマ…！？｣
｢サプラーイズ！！｣
パーン！パパーン！！
｢えっ…？｣
｢ほらほら、突っ立ってないでこっちきて！｣
遡ること数日前。
｢そういえば、ボクのタンジョウビってアサッテなんだよナァ｣
｢え！？そうなの？知らなかった！｣
あのアトからミョウにコソコソして、アゲクのハテに外にオイダシタのはコレのためカ…
そこには、大きな大きなケーキがありました。ケーキの前には、エプロンをつけたワドルディとAの姿が。
｢おめでとうマホロア｣
｢ボク達で作ったんだよ｣
｢二人トモ…｣
正直…コトバを失っていた。いや、声が出ないという方が正しいのか。
胸に暑いものがこみあげてきて、不意にしゃくりあげそうになったマホロアはぽつりと言いました。
｢ヤメテヨ、なんか、ハズカシイし…｣
｢これからは、毎年お祝いしてあげるよ！｣
｢カービィ、彼は別の星から来たんだぞ。｣
｢じゃあその星まで行こう！｣
カービィはくるんと一回転すると、嬉しそうに言いました。
｢ね！デデデ大王！君もそう思うでしょ？｣
｢ああ、ケーキ持って行って盛大なパーティーも開いてやる！感謝しろ！｣
正直、デデデ大王の心の中には、もちろんお祝いする気持ちもありましたが、9割型｢盛大なパーティー｣に出てくるご馳走が楽しみだという気持ちでした。
マホロアはニコニコ笑って｢アリガトウ｣と言いましたが、胸の中がズキズキ痛んでいました。嘘と欲にまみれた汚い自分を、どうしてこんな綺麗な笑顔で祝えるんだろう。
｢おめでとう！｣
｢アリガトウ｣
(ヤメテ…)
｢いい年になるといいね！｣
｢ソウダネ！｣
(オネガイ…)
｢星に帰れるのはいつだろうな｣
｢ウーン、もうズットココにイテモいいカモ｣
(カクゴが…)
｢帰る時は俺様も連れていくぞい！｣
｢モチロン！｣
｢うわあ…楽しみですね、大王様｣
(ケツイが…)
｢私たち、ずっと友達だからね！｣
｢ウン！｣
(揺れて消えてしまうカラ…)
｢やだ、泣いてるの？｣
｢コンナフウに祝ってモラウのはハジメテだから…｣
｢喜んでる？｣
｢モチロン｣
｢なら、良かった｣
そのあまりにも眩しい笑顔は、マホロアの心を罪悪感で満たすには十分で。
｢ゴメン…｣
誰にも聞こえないくらいの小さな声で、彼は呟きました。
☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡
マホロアさんのBDです。
こんな途中でぶっこむのすみません…
書きたかったんですよ…
マホロアさんに捧げます。
マホロアさんおめでとう！
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レーニャン - これからが本番って言うノニ、シリーズの途中で切るナンテやる気がまったく見えないネェ。せっかくチャンネル登録してあげようと思ったのにナァ…。ソウダ！更新を再開してくれたらチャンネル登録シテ、宣伝もしてあげるヨォ。と言うわけで、更新待ってるヨォ。 (2022年1月19日 20時) (
レス) @page14 id: b30d9de8f4 (このIDを非表示/違反報告)
DR9 - とても面白かったです！続き待ってます！ (2019年7月13日 18時) (レス) id: 568b1973e5 (このIDを非表示/違反報告)
林檎凛子(プロフ) - *kanon*さん» おお、なるほど知りませんでした！やってみます！！アドバイスありがとうございますm(_ _)m (2018年10月19日 21時) (レス) id: 35c138c034 (このIDを非表示/違反報告)
*kanon*(プロフ) - 前編と続編をリンクさせてみてはどうですか？編集画面の【続編へのリンク】という所でできますよ (2018年10月19日 20時) (レス) id: 3cc07e3457 (このIDを非表示/違反報告)
*kanon*(プロフ) - 続編おめでとうございます！ (2018年10月19日 20時) (レス) id: 3cc07e3457 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：林檎凛子 | 作成日時：2018年10月18日 21時
