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｢………｣
メタナイトは困惑していました。
おかしい。
ハルカンドラが故郷？
なら彼はどうやって育ったんだ。
家族は？
食べ物は？
｢…………っ、こうしてはいられない、早く戻らなければ…｣
実は先程、扉の外から伝言が入ったのです。
☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡
｢メタナイト様、A殿から連絡がありましたよ。｣
｢…なに？｣
｢オレにはよく分かりませんでしたが、確か、船のパーツがどうとか、誰かの故郷に行くとか…そんな感じの話でした。メタナイト様がこちらに来た次第出発する、と言っていました。｣
☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡
あまりにもふんわりとした内容の連絡にメタナイトは呆れながらも、大体の内容は把握しました。
(要するに、あの二人が残りのパーツを見つけてきたのだろう。上手く行きすぎな気もするが…とにかく、急がなければ…)
メタナイトは風を切り、大きな翼をはためかせ、全速力で飛んで行きました。
あれやこれやと考えているうちに、気づくともうローアにたどり着いていました。
なるほど、どちらのウィングも揃っているし、立派なエムブレムもあります。準備は万端のようでした。
｢メターーー！遅いよーー！｣
見ると、地面の上で待っていたAが大きく手を振りながら叫んでいました。
｢すまない。｣
メタナイトは音も立てずに地面に降り立つと、そう一言だけ言って、ローアに入っていきました。
そんな素っ気ない態度にちょっとだけ面食らったAも、急いでメタナイトを追うのでした。
｢アッ、ヤットキタんだネェ！じゃあシュッパツ進行〜〜！！｣
マホロアはAが乗り込んだのを見て、手元にあったコンピュータを動かして、異空間ロードを召喚しました。
｢うわぁ、かっこいい！｣
｢で、でもちょっと怖いよ｣
カービィとワドルディはゴオオオ、と音を立てて揺れる船の中で、各々の感想を述べています。デデデ大王は今からでももうハルカンドラで振る舞われる(であろう)ご馳走を想像して舌なめずりをしています。
Aは窓の外を楽しそうに眺めていました。
メタナイトはどうしても、この和気藹々とした雰囲気を壊すことが出来なくて、ついに、ハルカンドラのことを話すことはありませんでした。
☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡
｢あれが、マホロアの故郷？｣
カービィが、窓の外を指さしながら聞くと、マホロアは大きく頷きコンピュータを動かしながら言いました。
｢ウン、アレがボクの故郷。
ハルカンドラダヨ！！｣
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レーニャン - これからが本番って言うノニ、シリーズの途中で切るナンテやる気がまったく見えないネェ。せっかくチャンネル登録してあげようと思ったのにナァ…。ソウダ！更新を再開してくれたらチャンネル登録シテ、宣伝もしてあげるヨォ。と言うわけで、更新待ってるヨォ。 (2022年1月19日 20時) (
レス) @page14 id: b30d9de8f4 (このIDを非表示/違反報告)
DR9 - とても面白かったです！続き待ってます！ (2019年7月13日 18時) (レス) id: 568b1973e5 (このIDを非表示/違反報告)
林檎凛子(プロフ) - *kanon*さん» おお、なるほど知りませんでした！やってみます！！アドバイスありがとうございますm(_ _)m (2018年10月19日 21時) (レス) id: 35c138c034 (このIDを非表示/違反報告)
*kanon*(プロフ) - 前編と続編をリンクさせてみてはどうですか？編集画面の【続編へのリンク】という所でできますよ (2018年10月19日 20時) (レス) id: 3cc07e3457 (このIDを非表示/違反報告)
*kanon*(プロフ) - 続編おめでとうございます！ (2018年10月19日 20時) (レス) id: 3cc07e3457 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：林檎凛子 | 作成日時：2018年10月18日 21時
