39話 ページ42
司くんに連れられて来た場所は人通りが少ない場所で私は少し不安になる。
『つ、司くん急にどうしたの？』
「スマホをちょっと出してくれるか？」
『え？あ、うん。』
スマホと何の関係が？と思いつつもスマホを取り出すと画面から女の子の姿が出てきた。
『わっ！……ってあれ？初音……ミク？』
「やっぱりか……どこかで聞いた事のある声だと思ったんだ」
「あれれ〜？司くんも一緒なの？」
「あぁ」
平然と司くんと初音ミクちゃんのような女の子は会話をしているが私は置いてけぼりだ。
『ま、待って！どういうこと……？』
「あ、じゃあミクは戻ってるね！
司くんよろしく！」
『えっ！？』
突然の事態に頭が追いつかない。
「悪いが説明するより実際に行った方が早いからな……
音楽アプリを開いてくれるか？」
言われた通りに音楽アプリを開くと違和感に気がつく。
『あれ……こんな曲入れたっけ？』
するといつの間にか私の背後にまわっていた司くんがその身に覚えのない曲のタイトルを躊躇なくタップする。
と同時に、私達は辺りが何も見えなくなるほど強い光に包み込まれたのだ。
______________________
『ここ……どこ？』
司くんに目を開けて良いぞ、と言われ恐る恐る目を開けると知らない場所に私たちは立っていた。
でも汽車は空を飛んでるし花が歌ってるしこの世のものとは思えない……
「やっほー！司くん！Aちゃん！」
さっきの女の子…！！！
「やぁ、来てくれたんだね」
KAITOさん！？
『ど、どういうこと……』
だって2人はバーチャルシンガーのはずで……でも私の目の前にいて……
そもそもこの場所はどこ……物理法則とは……
『う……』
頭がぐるぐるして倒れそうになったところを司くんに抱えられる。
「だ、大丈夫か！？」
『ご、ごめん司くん……ちょっと頭が……』
「そうだよな。いきなりこんなところ来たら普通そうなるよな……」
司くんがバーチャルシンガーの2人となにやら言葉を交わしていたが
脳などほとんど働いていないに等しい私は何を話していたのか全く頭に入ってこなかった。
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みかんパフェ(プロフ) - きな粉餅さん» コメントありがとうございます〜！！了解しました！変換出来るようやってみます！ (2021年6月3日 23時) (
レス) id: f66b04a688 (このIDを非表示/違反報告)
きな粉餅(プロフ) - 出来れば弟君の名前変換出来るようにしてほしいです.....あっ続編も全部読みました！好きです！ (2021年6月3日 21時) (レス) id: 2f74b3d2f0 (このIDを非表示/違反報告)
みかんパフェ(プロフ) - ゆあさん» そう言ってくださって嬉しいです！！続編出来ましたのでぜひ！！ お気に入り登録までありがとうございます！これからも精一杯頑張ります！！ (2021年4月1日 17時) (レス) id: f66b04a688 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ(プロフ) - 続編楽しみにしてます！お気に入り登録もしますね！！ (2021年4月1日 16時) (レス) id: 5acf3927f5 (このIDを非表示/違反報告)
みかんパフェ(プロフ) - 志乃の小部屋さん» ありがとうございます！！ 本当にめちゃくちゃ分かります！！これからも司くんの魅力を少しでも届けられたら、と思います！これからも精一杯頑張りますね！ (2021年4月1日 15時) (レス) id: f66b04a688 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みかんパフェ | 作成日時：2021年3月20日 11時
