6 ページ32
翔side
自分の思うように動けなくて先生や智兄に当たった。
でも、当たる事で物事が解決するとは限らない。
だから素直に手術やろって。
翔「なんか色々言ってすみませんでした...」
主「いや、大丈夫だよ(笑)今までもあったし、ね？」
その優しさに申し訳なくなることも。
本当にめちゃくちゃな事言ったら先生も怒るけどね(笑)
実際に昔あったし。
主「太ももあたりからカテーテル入れて時間は2時間くらいかな、少し伸びるかもだけど」
2人きりで話が進んでいく。
術前はいつも飲んでる薬飲まないとか。
「もし、発作起きたら...？」
主「ちゃんと対処出来る環境整えておくから。
あとは誘発されて起きる可能性もあるんだ」
次々と言われる言葉に不安になる。
大丈夫...なんかあったら先生が助けてくれるから。
怖くなるな、自分。
主「...一緒に頑張ろうね」
「ん...お願いします」
先生と手を握った。
＊
主治医side
手術当日。
当日の朝食は絶食。
朝の診察行くと少し緊張している表情だった。
トクトクっていつもより緊張している心拍音も聞こえてさ。
絶対に何も起きないって保証はどこにも無いから俺も緊張するし、もちろん患者さんも。
病室からカテーテル室に移動して様々な機械が翔くんの身体に当てられる。
「はじめます」
カテーテルを入れるためにメスを入れるんだけど
その前に刺す局所麻酔がどうしても痛い。
「じゃ、今から麻酔するからね。気持ち悪くなったり、苦しくなってきたら教えてね」
その言葉に翔くんが頷いた事を確認して刺す。
翔「んっ...んっ...んん」
苦痛の声が聞こえてきた。
これでなるべく苦しいのないからね〜って思いながら。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1566人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Lima(プロフ) - にのさん» にのさま。リクエストありがとうございます。少しお待たせしてしまうかと思いますがご理解よろしくお願いいたします。 (2020年4月10日 7時) (
レス) id: 6eeb74dded (このIDを非表示/違反報告)
Lima(プロフ) - kazu0617さん» kazu0617さま。リクエストありがとうございます。少しお待たせしてしまうかと思いますがご理解よろしくお願いいたします。 (2020年4月10日 7時) (レス) id: 6eeb74dded (このIDを非表示/違反報告)
Lima(プロフ) - nanakun0124さん» nanakun0124さま。リクエストありがとうございます。少しお待たせしてしまうかと思いますがご理解よろしくお願いいたします。 (2020年4月10日 7時) (レス) id: 6eeb74dded (このIDを非表示/違反報告)
Lima(プロフ) - nanakunhimeさん» nanakunhimeさま。リクエストありがとうございます。少しお待たせしてしまうかと思いますがご理解よろしくお願いいたします。 (2020年4月10日 7時) (レス) id: 6eeb74dded (このIDを非表示/違反報告)
Lima(プロフ) - あんりさん» あんりさま。リクエストありがとうございます。少しお待たせしてしまうかと思いますがご理解よろしくお願いいたします。 (2020年4月10日 7時) (レス) id: 6eeb74dded (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Lima
| 作成日時：2020年3月13日 22時
