【七つの大罪】私の恋人は大罪人の色欲の罪のゴウセルっ！Part13【ゴウセル】 (ページ24)

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あれだけで良いの？ページ24

貴女side

服装のことと言えば国や地域によって文化や価値観が違うように王国(ここ)で着る服のデザインが全く違う。

ここで私が着る服は自然と背筋がピンと伸びるような服装が多いが動きにくいことはないし、王家の人間が着る正装と言った方が正しいのかもしれない。

聖騎士達との訓練の際は王家専用の軍服

母様やお兄ちゃん達だけでの訓練や外出の際や今のように城の中で過ごす時は私やお兄ちゃん達が今着ているような服装で過ごしており、王国に戻る度に王家の正装を着ることになるので帰ってきたと実感がする。

特に今は母様もお兄ちゃん達もいて正装を着ているのもありより増すのだ。

***

母「さて、みんな揃ったところでお茶をしましょう」

空いていた席に座ると向かいには母様。右隣りにはジャスティお兄ちゃん。その左隣りにはディアンお兄ちゃん。

用意されているティーカップにはさっき淹(い)れたばかりであろう紅茶が入っており、湯気が少したっていて、カップ触れてみると程よく温かかった。

一口飲んで見ると丁度良い甘さだった。疲れが取れていく様な気がする。

母「どう？美味しい？」

貴女「美味しい…」

母「良かった。これ、疲れた時に飲むととても効くのよ。丁度いいでしょ？」

私は頷き、紅茶の味を堪能していると…

ディアン「あれだけで良いの？母さん」

とディアンお兄ちゃんは母様に言った。