story3 ページ5
私が旭さんと夕のことを考えていたのもつかの間、
影山「お前、”エースになる”なんて言うからにはちゃんと上手くなってんだろうな?」
日向「…………」
影山「ちんたらしてたら
その瞬間2人の間の空気がピリッとしたのが私にもわかった。
日向「____!」
日向「…なんだと…」
日向君の顔が悔しそうに歪む。
大地「おお…どうしてそう言うことを言うんだ影山…」
田中「友達いなそうだな〜影山」
菅原「え、もうけんか?はやくない?」
『…ケンカしちゃ、だめ…(オロオロ』
私は大地さんの後ろから小さく声をかけることしかできない。
でも、きっと今の2人には届いてない。
”繋ぐ”ことが命のバレーで最初からこの状況はキツイ。
日向「でも!今までの全部…全部無駄だったみたいに言うな‼」
『…!』
2人がにらみ合う中大地さんがため息をつく。
私は無意識に大地さんのジャージを強く握りしめていた。
大地「……お前らさー。もう敵同士じゃないってわかってる?
大地さんの話を遮って日向君は言う。
見た感じ相当苛立っていた様子だった。
『(…でも大地さんの話を遮っちゃうのは…ちょっとまずいと思うなぁ…。)』
…大地さんは普段優しい分怒るとすごく、すごく怖い…。
なるべく怒らせないで平和に終わって欲しいんだけど、チラと2人を見るも話し合いはヒートアップする。
そこに…
教頭「騒がしいな。バレー部。まさか喧嘩じゃないだろうね?」
大地「!」
『うー、教頭…んぅ!(サッ』
すぐ問題行動にする教頭がなんだか苦手で少し不安の声が漏れるがサッと大地さんに塞がれた。
大地さんは笑顔で場を収めようとする。
大地「喧嘩⁉まさか!切磋琢磨ってやつですよっ。なっ?」
スガさんはコクコクと大地さんの言葉に笑顔で頷く。
龍がコソッと沈黙の2人に呼びかけるもその声は届かず…
日向「サーブ」
田中(くォラッ)
日向「打てよ。全部とってやる」
2人は話なんて聞かずに、勝負を始めようとする。
大地「コラコラ君達。勝手なことはやめなさいね(イラっ」
『…(オロオロ』
教頭「あれは一年生かね?」
そんなことを言ってる間に2人はコートを挟んで位置についた…。
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名無し74604号(プロフ) - 終わりになっとるんですけど、この話はまだ終わりとちゃいますよね??もしそうなんやったら更新楽しみにしてます!! (2020年12月21日 16時) (レス) id: 9040d6f9a2 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - 緑川詩織さん» 嬉しいです!コメントとっても励みになります(>_<)更新頑張ります♪ (2017年11月1日 18時) (レス) id: c712f6a0e8 (このIDを非表示/違反報告)
緑川詩織 - ソラさんの作品いつも見てます!これからも更新頑張って下さい!o(・ω・´o)(o`・ω・)o (2017年11月1日 14時) (レス) id: d308f73366 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - ほろろさん» 感想ありがとうございます♪スガさんカッコイイですよね!これからもできるだけ絡ませていきますね♪ (2017年10月22日 12時) (レス) id: c712f6a0e8 (このIDを非表示/違反報告)
ほろろ(プロフ) - ソラさん» ストーリー12を読んで私が思ったこと(今さら)。菅さん!!妹じゃなくて貴方の彼女になりたい!! (2017年10月22日 10時) (レス) id: 61132168c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ハル | 作成日時:2017年10月7日 15時