story25 ページ27
大地さんは2人の入部届を大切そうに受け取ると、少ししてから潔子先輩に声をかけた。
大地「清水。
大地さんがそう言うと、潔子先輩はコクリとうなづいてダンボールを抱えて戻ってきた。
『潔子先輩手伝い、ます…！』
急いで潔子先輩に近づくと、お願いね、と微笑まれて顔がちょっと熱くなった。
私がゆっくり中身を出していくと、目の前にいた日向君の目が輝いていく。
4着の
日向「うほおぉぉぉぉ！」
『カッコイイよね。烏野のジャージ…。あ、よかったら着てみたらどうかな？』
私はフワリと微笑んで日向君に声をかけた。
日向「うっ、ウスッ!!//」
清水「多分サイズ大丈夫だと思うけど何かあったら言って」
日向.影山「あザース!!」
2人はとても嬉しかったようで目がキラキラしてる。
菅原「お前も着てみろよ〜」
ん〜？
なんとなくスガさんの声に振り向くとメガネくんがいて、メガネくんはジャージを着ようとしていなかった。
…さっき、試合中に溜まっていたイライラをぶつけにいったら、上から見下すような言葉をすらすら言われてとても悔しかったのだ。
『…なんだよ〜、メガネくんは意外と恥ずかしがりやですか〜？(ﾆﾔﾆﾔ』
田中「そーだそーだ！」
私が声をかけるとあからさまにムカついたような顔をしていた。
そして、しぶしぶと言った様子だが、メガネくんは黒い烏野のジャージを羽織った。
田中.菅原「おぉーっ！」
そして、ジャージを羽織った１年生4人が並んだ。
日向君はここぞとばかりに先輩にジャージを見せながら褒めてもらっている。
田中「おう、似合ってるぞ！」
菅原「おう、似合ってる、似合ってるぞ〜」
『うん、かっこいーよ〜(かわいい…)』
そして、大地さんは一人一人を見つめて言った。
大地「………これから、…烏野バレー部としてよろしく！」
その言葉に日向君と影山君は顔を見合わせたあと、
日向.影山「…おす!!」
という声を体育館に響かせた。
大地さんは嬉しそうに笑ったあと、ふう〜、とため息をついた。
そして、私とスガさんの方を向いた。
大地「…ふぅ、一応一段落ついたな…。スガも田中もAもなんかいろいろやってくれたんだろ？」
スガさんが焦って否定するも、大地さんは笑顔でありがとうな、と言った…。
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名無し74604号(プロフ) - 終わりになっとるんですけど、この話はまだ終わりとちゃいますよね？？もしそうなんやったら更新楽しみにしてます！！ (2020年12月21日 16時) (
レス) id: 9040d6f9a2 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - 緑川詩織さん» 嬉しいです！コメントとっても励みになります(>_<)更新頑張ります♪ (2017年11月1日 18時) (レス) id: c712f6a0e8 (このIDを非表示/違反報告)
緑川詩織 - ソラさんの作品いつも見てます！これからも更新頑張って下さい！o(･ω･´o)(o｀･ω･)o (2017年11月1日 14時) (レス) id: d308f73366 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - ほろろさん» 感想ありがとうございます♪スガさんカッコイイですよね！これからもできるだけ絡ませていきますね♪ (2017年10月22日 12時) (レス) id: c712f6a0e8 (このIDを非表示/違反報告)
ほろろ(プロフ) - ソラさん» ストーリー12を読んで私が思ったこと（今さら）。菅さん！！妹じゃなくて貴方の彼女になりたい！！ (2017年10月22日 10時) (レス) id: 61132168c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル | 作成日時：2017年10月7日 15時
