双子とお姉ちゃん【沖田総悟】

第六話。 ページ7

ミツバサイド

そーちゃんから伝えられた私の失恋。

でも、なんでだろう…諦めようとも思わないしあの子がいなくなればとも思ってしまう。

ここで、私が今まで我慢してきた自分の欲望が抑えきれなくなってしまった。

私は…悪くない。
私は…身体が弱くて今まで我慢してきたものがたくさんあるからこの人だけは取られるのは嫌だ。
私は…今まで一人だった。今回ぐらい、いいよね。

私は…その日から悪女になった。

ミ「そーちゃんたち、私も道場に行ってもいい?」
総「僕は構いませんよ？」
貴「私も！」
ミツバ「じゃあ、行きましょうか」

よし、これで計画を進められるわ


近「おぉ、よく来たな！！」
ミ「はい。見学してもよろしいでしょうか？」
近「構わんよ！ほら。入った入った！」

それから、少ししてAちゃんと土方さんが話してる姿を見た。二人共顔を赤くして…
土方さんは私のなのに……

だから、私は近くにあった荷物の中から物を盗ってAちゃんのかばんの中に入れた。

それだけじゃ物足りなくて玄関にあった下駄もAちゃんのかばんの中に入れた。

やっぱりそれだけじゃやっぱり足りなくて竹刀を一本持ち出して折ったものをAちゃんのかばんの中にいれた。

ふふっ、笑ってられるのも今の内よ……

近「じゃあ。今日のところ解散とするか！」
男1「あぁ！俺の大切な写真がねぇ！」
男2「俺は下駄が！」
男3「ここに立てかけてた竹刀が…」
ミ「まぁ、大変！探しましょう！」

鞄の中を探すように促さなきゃな…

ミ「間違えて鞄の中に入っちゃったとかは？」
近「確かに、あるかもな…全員中身を出してくれ！」

ガサゴソ………パサっカランバンッ

一人の鞄からあからさまに私物ではないものが入っている人がいた。

貴方「…………………どうして…？私は…濡れ衣です！」
男1.2.
3「「「そんな奴だったのか？お前は…」」」
貴「違いますっ！」
総「ちげぇだろ。こいつはずっと一緒だったじゃねえか。」
土「見損なった。A」

ふふっ、土方さんも失望してるわ…いい気味。
意外に楽しいかも…

それからというもの私はAに濡れ衣を着せていった。そーちゃん以外はもうAを信用していないみたい。

でも、存在を消さないと土方さんは私のことを見てくれないと思うんだよなぁ…

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