【ハイキュー】残念、女の子は顔じゃないらしいよ。

【Ｉｆ】大晦日×澤村さんHPB！ ページ28

クリスマスがまじクソスマスだったので大晦日と新年ぐらいこちらで祝おう。今年も寝正月だぞぉワァイ(涙声)
※殴り書きでクソ雑です
▽







『は？大晦日だからなに？』

「おまッ、九条バカ野郎！！」

『田中さん私は野郎ではないんですけど』

「うっせーな今日は大地さんの誕生日だぞ馬鹿野郎！！」

『なんで二回も馬鹿野郎って言われたんですかね』







ということで。


大晦日、騒ぐわりにはサラリーマンからしたら祝日ですらないただの一日。私からしても冬休みだというのに部活が休みにすらならないただの一日。

そんな日に、部活終了と同時に田中さんに体育館から外へ引きずりだされた。






『……ふむ、澤村さんのバースデーですか…』

「お前まさか忘れてたんじゃねーだろーな！？」

『忘れてたも今知ったんですけど』

「馬鹿野郎！？」

『さっきからなんなんです？』




田中さんの髪が剃らなくとも生えてこない性質になればいいのに、と思った。
だってコイツ、髪型次第では相当イケメンになると思……、せいぜいフツメンかな…ごめん…。





「くっそー、じゃあお前は腹太鼓でもして盛り上げろ！」

『なんでそのチョイス？暴言？』

「お前なあ、苦労している大地さんを喜ばせたいと思わないのかよ！」

『大体はあなたたちのせいですけどね』

「チクショーこの後輩クソ可愛くねー！」



額を押さえて退けぞる田中さんに呆れてため息を吐いた。




『普通におめでとうございますじゃ駄目なんですか』

「おま、本気で言ってんのかよ！」

『ていうかなんで私だけなんですか。影山とか月島くんとかは、』

「残念ながらお前以外みんな、独自でちゃんとプレゼントやら持ってきてるぜ」

『まさかの私がKY』




なん、だと…！？とショック受けていると、田中さんに哀れみの目と共に肩を叩かれた。
なんなんだアンタ。





『……今から坂ノ下商店いってなんか買ってきます』

「残念ながらそんな時間はねーぜ…」

『じゃあ私が田中さんといらない会話を沢山したこの時間はなんなんですかね』

「うるせーな、とにかく今！他のやつらは部室を飾ってんだよ！スガさんと旭さんは大地さんを足止めしてる！」

『はぁ…』

「つーことでお前は！需要もクソもないが大地さんのほっぺにチューしてやれ！名付けて、いつもありがとうでチュー！」

『あ、帰りますね』



なんだそのクソみたいなネーミングセンス。




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