【ハイキュー】やったね、女の子は顔じゃないらしいよ。

【ＩＦ】まだ気づかない幸せ ページ46

・

▽主が音駒に通っていたら(音駒)
※一応帰り道です



「A！肉まん一口くれ！」

『黙れリエーフ自分の食ってろ』

「もう食べ終わっちゃったんだ！」

「俺もお腹空いた…」

「リエーフも犬岡も、お前ら三つも買ってたのにもう食ったのかよ」

「夜久さんはもっと食わないと身長伸びないっすよ！」

「………」

「(馬鹿！)」


『リエーフは星になった』

「A、アップルパイ一口いる？」

『ありがとう研磨くん頂きます』

「じゃあ俺はAの肉まん貰うわ」

『ぎゃっ黒尾お前一口でけぇよ！』

「………」

『福永さん、あたりめくれるんですか？』

「(こくっ)」

『結婚しますか』

「ぶっ！必死に首ふられてんじゃねぇか！」

『山本さんモカヒン芝山くんから借りた芝刈機で刈りますよ』

「かっ貸してないよ！」



笑顔で見守ってる海さんまじオトン。






・
−−−−−−−−−−
▽主に彼氏疑惑が浮上したら(烏野)





早朝、怠さ全快でバレー部の強制朝練に参加すべくゆっくりと体育館に足を踏み入れた。

いつも通りの朝。の筈なのに、私を確認した途端走るなりして寄ってきたバレー部ほぼ全員。



「九条に彼氏がいるって本当！？」


っていう日向くんから


「誰と付き合ってんだボゲェ！」

「君に彼氏とかいるの？誰？」

「九条いつ彼氏作ったの…！？」

「Aちゃん、おめでどう…！！」



一年のお知り合いやお友達からそんなことを言われた私です。何これ。



「九条お前えええええええええ！！！！」

「俺たちより先にリア充になりやがって！！！」

『西谷さん田中さん意味分かんない』

「まあまあ、九条が別れれば早い話だし！」

『あれなんか今日の菅原さんおかしい』

「俺もスガに同意だな。な、旭」

「あ、ああ…」

『澤村さんも返事しちゃう東峰さんもおかしいよ』



そして縁下さんたちにお気の毒…って感じの目を向けられた。なんで。



「Aちゃん」

『…潔子さん』

「私はAちゃんが誰と付き合っていても反対はしないけど、なにかあったらいつでも相談にのる」

『まさかの潔子さんまで』


よく分かんないけどなんか私に彼氏がいるという糞デマが浮上しているらしい。
今までになく必死に誤解を解いた。

そしてその原因は女の子を撒くために私と付き合ってる発言をしていた及川だと思うので今からぶち殺しに行こうと思う。完。



・

【ＩＦ】しらないふりして逃げるの→←【ＩＦ】いい加減に素直になれよ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す